Windows7でダウンロードフォルダを開く時に時間が掛かる場合の対処法

Windwos のダウンロードフォルダの表示に時間が掛かること、ありませんか?
僕が使用しているパソコンは、ハードディスクではなくSSDを搭載しています。2007年発売の ThinkPad X61 なので、機種としてはかなり古いです。しかしSSD化することで、ハードディスク搭載の最新のパソコンと同等レベルでのパフォーマンスを出すことが出来るようになりました。
CPUの能力は最新のパソコンと比べると劣りますが、動画編集等の処理能力が求められるソフトウェアを使わない限りは、古いパソコンを使っている感じは全く感じさせません。しかし、ダウンロードフォルダを開く時だけ、異常に時間が掛かるようになってしまいました。
C:\Users\[ユーザ名]\Downloads
例えば、Google Chromeからファイルをダウンロードした後、ダウンロードしたファイルからフォルダを開いた場合に、下記のように読込み状態のまま、数秒待たないとファイルが表示されません。実際のファイル数は40ファイル程度で、一番大きいファイルでも100MByte程です。
ダウンロードフォルダが重くなる理由
先ほどの画面をご覧いただきたいのですが、「日付時刻」の降順(古いファイルが下にくる)でソートされています。実はこの日付時刻を表示するための処理時間が長いことが原因なのです。
「日付時刻」って何の情報なの?
通常、エクスプローラーに表示出来る日時項目と言えば、作成日時と更新日時が代表的ですが、それ以外にも以下のような日時情報を表示させることができます。
- 作成日時
- 更新日時
- 日付時刻
- 撮影日時
- アクセス日時
- アーカイブ日時
そしてこの日付時刻は、ファイルの状況に応じて「作成日付」や「更新日付」「撮影日時」の何れかを表示する仕様になっています。1ファルずつ該当の日時を取得するため、処理時間が掛かってしまうと推測されます。
日付時刻の表示パターンについては、下記サイトに詳しく載っているので参考までに。
読込みを早くするために日付時刻の表示をやめる
フォルダ表示を速くする方法は、重たくなる原因である「日付時刻」の表示をやめてしまえば大丈夫です。今回は、この日付情報の代わりに「更新日時」を表示させるようにします。
※ 以下、同様の手順にて、作成日時などの他の日付を表示することも可能です。
日付時刻の代わりに更新日時を表示させる
フォルダのヘッダー部分を右クリックすると、表示項目を変更できるサブメニューが表示されます。
ここで日付時刻のチェックを外して、更新日時をチェックします。更新日時が一番後ろに追加されるので、マウスのドラッグ&ドロップで位置を好きな位置に変更します。
これでフォルダの表示速度は改善されます。
該当のフォルダだけ設定する場合は、これだけで完了となりますが、全てのフォルダも同じような設定を適用するには次の手順が必要になります。
他のフォルダの表示方法を同じ設定にする方法
設定したフォルダの表示状態を、他のフォルダに一律適用したい場合は、下記エントリーを参考にしてください。

フォルダの種類別により一律設定する方法です。フォルダの種類についても説明しています。