Surface Pro 8 で旧型の Surface ペンは使えるのか?

2021年11月より販売が開始された Surface Pro 8 は、これまでの Surface Pro 7 から筐体が一新され、対応するキーボードが刷新。これまでのタイプカバーと互換性がありません。
そしてペン型デバイスは、キーボード上に直接収納できるようになった Surface Slim Pen 2 を採用。こちらも仕様が変わり、バッテリーが単6電池から充電式になり、収納時に充電されるようになりました。
新しく Surface Pro 8 に買い替えたら、キーボードだけでなくペンも買い換えないといけないのだろうか?
結論
Surface Pro 8 でもこれまでの Surface ペンが使えます。
これまでの Surface Pro 7 などの機器で使っていた使用感と変わらず、利用できます。4096 段階の筆圧感度および傾きを検知し、ヘッド部分やサイドにあるボタンも同じように使えます。
旧モデルで出来ていたことは、全て出来るようになっています。
Surface Pro 8 で使える Surface ペン一覧
上記の例は、Surface Pro 7 販売時に最新モデルであった Surface ペンです。そしてもっと古いバージョンの Surface ペンもサポートしています。
Surface Pro 8 がサポートしているペン型デバイスは次の通り。
- Surface スリムペン2【最新】
- Surface スリムペン (Surface Pro X 同時発売)
- Surface ペン (最終モデル)
- クリップ付き Surface ペン
- サイド2ボタン式の Surface ペン
- Microsoft Clasroom ペン2 (教育機関用)
- Microsoft Clasroom ペン (教育機関用)
詳しくはマイクロソフト公式サイトに掲載しています。
本体にピタッとくっつかない
Surface Pro 8 はペンをキーボードに収納するスタイルになりました。そのためこれまでの Surface ペンを本体に装着しようとしても、ペンの一部しかマグネットでくっつきません。
このようにペンの下部は強力にくっついても上部がぶらぶらした状態であるため、カバンの中に入れてもペンが外れてしまいます。
これまでのように、ペンをくっつけて持ち運べなくなったのは残念な点です。
それでもスリムペン付きキーボードは3万円を超える買い物になってしまうので、初動のコストを抑えるためにペンが付属しないキーボードを購入して、これまでの Surface ペンを一時的に利用するといった運用をするのもありではないでしょうか。