【レビュー】EIZO FlexScan EV2450 は複数の入力端子、USB ハブ機能を備えた液晶モニター

2016/08/06

ついに買ってしまった!

これまで僕が使っていたモニターは 2006年発売の MITSUBISHI RDT197S で、かれこれ10年近く使っていました。当時は 50,000 円程で購入した記憶があります。今でも液晶の点灯に問題はなく状態も綺麗なのですが、19インチのスクエアタイプであるがゆえ、作業領域が狭いのが難点でした。

せめてフル HD の解像度 1920×1080 が欲しいと、あれこれ探した結果、たどり着いたのが EIZO FlexScan EV2450 です。BenQ や Acer 辺りはコストパフォーマンスが良く、値段が 15,000円前後で24型フル HD のモニターが手に入るのですが、僕の中では、歴史ある日本の液晶メーカーである EIZO のモニターを持つことが憧れであったこともあり、奮発して購入してしまいました。

余談ですが BenQ は台湾のメーカーで、中国メーカーの Acer の子会社です。昔から安くで画面が大きいモニターを買うなら BenQ と言われる程、性能に対する価格が安いのが特徴です。ゲーム用だったり、数年おきに液晶モニターを買い換える人にとっては、選ばれる頻度が高いメーカーです。

僕が EIZO の FlexScan EV2450 を選んだ理由は、単に憧れなだけでなく理由がいくつかあります。

  • 上下に昇降することができる。高さが固定された液晶モニターは、若干目線が高くなるので、程好い高さに調整できるモニターが必要だった。
  • モニターを回転させて縦表示できるため、縦長のイラストや画像をチェックするのに全体像が見られる点が良い。
  • 長いと1日12時間以上、液晶モニターを眺めている状況になるため、目が疲れにくい構造(ブルーライトカット機能付き)であること。
  • 4k は不要。フル HD の解像度で十分。
  • デジタル一眼レフの写真現像時により正確に色の再現性がある IPS パネルであること。
  • 接続端子に DipslayPort および HDMI が採用されている。

それでは、まず EV2450 の仕様からご覧ください。

FlexScan EV2450 仕様

パネル駆動方式IPS (アンチグレア)
解像度1920 x 1080 (Full HD)
サイズ23.8インチ (60cm)
表示色約1,677万色 8bit 対応
コントラスト比1000:1
応答速度5 ms
映像入力端子DVI-D 24ピン、DisplayPort、HDMI、D-Sub 15ピン
USBUSB 3.0
アップストリーム×1
ダウンストリーム×2
スピーカー1.0W ステレオ
入力端子ステレオミニジャック、DisplayPort、HDMI
出力端子ヘッドホン端子
電源最大消費電力44 W
標準消費電力11 W
機構モニターサイズ537.6×317.6×47.9 mm
外寸(スタンド付)横表示 537.6×368~473.5×233 mm
縦表示 317.6×547.6~588.8×233 mm
重さ(スタンド含)約 6.2 kg
重さ(モニターのみ)約 3.8 kg
スタンド昇降14 cm
チルト上 35° 下 5°
台座回転角344°
縦回転右回り 90° 左回り 90°

豊富な映像入力端子

一般的な D-Sub 端子、DVI-D 端子だけでなく、DisplayPort や HDMI に対応しているため、幅広い用途に使えるメリットがあります。音質は良くないですが、ステレオモニターが付いているため、HDMI 接続による音声出力を行うこともできます。

これでパソコンだけでなく、ゲーム用モニター等に使うこともできます。

eizo-flexscan-ev2450-02

各種ケーブルも付属しているため、基本的に別購入する必要がありません。DVI-D 24ピンケーブル、HDMI ケーブル、そしてこの後紹介する USB 接続ケーブルが付属しています。

eizo-flexscan-ev2450-04

DisplayPort ケーブルに限り別途購入が必要になります。安く済ませるなら HDMI への変換コネクターを購入する手段もありますが、値段も大して変わりませんので、DisplayPort 専用ケーブルを買ってしまった方が、先々の利便性は向上すると思います。

USB 3.0 へのアクセスが簡単に

モニター向かって左側面の内側には、USB 端子と音声用の端子が備わっています。ディスプレイと PC 本体を USB 接続することで、USB ハブの役割をしてくれます。しかも USB 3.0 なので、データの高速伝送が可能となります。

デジタル一眼レフの SD カードのデータを抜き出す機会が多いので、手の届く位置に USB が接続できるのは非常に便利です。僕の場合、デスクの足元にタワー PC を設置しており、USB 3.0 の端子がパソコン本体の裏側に付いているため、ずっと表面にある USB 2.0 での接続を行っていました。

別途 USB 3.0 ハブを購入しようと検討していたところだったので、このような機能があるのは有り難いです。

eizo-flexscan-ev2450-03

USB アップストリームとは、パソコン側へ接続する端子のことです。一方でダウンストリーム側は、いつものパソコンに付いている USB 端子と同様の使い方ができるものと考えてください。

音声の出力端子は、パソコンからの音声出力先をディスプレイに設定した場合に限り利用できます。

最初は、パソコン周りの配線を綺麗にしようと、ディスプレイの音声出力端子にスピーカーを接続しようと考えていました。しかし、ディスプレイ側での処理が増える分、無駄に電力を消費するのが分かったので、現状通りパソコンからダイレクトに外付けスピーカーを接続しています。故に、僕がこのモニターで音声端子を使うことは、おそらく無いと思われます。

初めて USB 3.0 Type-B の端子を目にしましたが、結構ゴツいですね。ケーブルも太く、しっかりした作りになっているので安心です。

eizo-flexscan-ev2450-05

こいつのお陰で、作業効率がアップするはず!(笑)

EIZO FlexScan EV2450 の機能・性能

フレーム幅が約 5.3mm の驚愕

言葉で説明するより実際に違いを見てもらった方が早いので、次の画像をご覧ください。左側が今回購入した FlexScan EV2450 で、右側がこれまで使っていた三菱の RDT197S です。

eizo-flexscan-ev2450-06

液晶の周りのフレームの幅が明らかに違うのが分かります。液晶モニターのサイズの割に大きく感じないのは、この厚さ約 5.3 mm の極薄フレームに依るところが大きいですね。画質については、10年近く使ってきた液晶と比較するに至らないので割愛します。

ただ、これまで光沢のあるグレア液晶を使っていたので、映り込みの少ないノングレア液晶の方が、黒地の色合いがハッキリと分かりやすくなりました。IPS パネルを最小しているため、より現物に近い色合い表現がなされているように感じました。

ブルーライトをカットする Paper Mode

名前の通り、できるだけ紙の見え方に近付けた Paper Mode なる機能が搭載されています。液晶の映り方は、ブルーライトをカットして、やや黄色み掛かった状態になります。

パソコンで文章を打ち込む時など、基本的に長時間画面を眺めて作業する場合に、このモードへ切り替えてあげると目に対する負荷も軽減されます。疲れ目と完全に離別できるわけではありませんが、疲れにくい分、パソコン作業によるストレスも少なくなるのではないでしょうか。

僕は画像編集時には通常モードで、文章を打ち込む場合に Paper Mode へ切り替えています。切り替えた直後は、黄ばんだ感じの色合いに違和感を覚えますが、しばらくすると目が慣れてきます。逆にここから通常モードへ戻すと、青み掛かった印象を強く受けるため、どの色が本来の色なのか、一瞬惑わされてしまうほどです。

スイッチングで切り替えるのが手間ですが、そのうちルーチンワーク化されるのを期待して、状況に応じたモード選択をしていこうと思います。

2つのセンサーによる優しい機能

ディスプレイ下部中央に配置された明るさをキャッチするセンサーと人感センサー。Auto EcoViewEcoView Sense と呼ばれる機能が搭載されています。

Auto EcoView

周囲の明るさを検知し、自動的に画面の明るさを調整する機能です。明るい場所では液晶が見えづらくなるのを防ぐために明るくなり、暗くなると自動的にバックライトの明るさを抑えるものです。

スマートフォンに搭載されている自動明るさ調整機能と同じものです。オフィスでは昼夜明るさが変わるような環境になることがあまり無いですが、自宅で窓際にディスプレイを配置している場合等、時間帯によって明るさが異なるので、必要に応じて自動調整してくれるのは嬉しい機能です。

周りが暗い状態で画面が明るすぎると、眩しくて目の負担が大きくなり眼精疲労につながります。明るさの自動調整は人に優しい機能なので、有効活用したい機能ですね。

なお、設定により ON / OFF を切り替えることができます。(初期設定 ON)

EcoView Sense

人感センサーにより、モニター正面に人が座っているかどうかを検知します。設定により特定の時間離席した場合、自動的にモニター側で省電力モードに移行して、画面が非表示になります。

非表示状態から改めて人が座ったことを検知すると、省電力モードから復帰して元の状態にもどります。モニターの設定メニューにより、センサーの検知感度や検知時間、ならびに省電力モードへ移行するまでの時間を設定することができます。

自分が予定していたより長時間離席しても、自動的に省エネモードになるため、うっかりモニターを点けっぱなしにしてしまっても安心です。些細な機能かもしれませんが、僕の中では結構役に立っています。

購入時の初期設定は OFF になっているので、購入後、自ら設定する必要があります。

パソコンから液晶モニターの設定変更

ディスプレイの明るさやコントラスト等を設定する場合、一般的なモニターであればモニター下部についているスイッチを操作して変更を行います。しかし FlexScan EV2450 の場合、ソフトウェアをインストールすることで、パソコン側から設定することができるようになります。

もちろんソフトウェアを入れなくても、モニター上で操作できるので問題ありません。しかし EIZO の操作パネルは、正直使い勝手が良くないです。物理スイッチではなくタッチ式スイッチのため、押してる感も無く、手元を見ずに操作するのが難しいのです。

パソコンから操作すれば、マウス1つで簡単に設定できてしまうのでとても便利です。更には、モニターから設定できない細かい機能も兼ね備えています。詳しくは下記のエントリーを参照ください。

EIZO FlexScan モニターの設定をパソコン側から操作できる ScreenManager Pro は人に優しいソフトウェア
EIZO のディスプレイのうち、パソコンへ USB 接続できるハブの機能を搭載した機種においては、パソコン側からディスプレイの設定を操作できるようになります。...

おわりに

事前に機能を調べて購入しているので、大きな驚きはありませんが、液晶モニターのディスプレイとしての能力以外で、様々な機能が搭載されているこの EV2450。液晶を買い直して良かったと大満足しています。

一昔前は一般向けの良い液晶モニターは 50,000 円を超えるのが当たり前でした。しかし今では 40,000 円を切る価格で、ここまで高性能な製品を買えるのです。

冒頭に掲載した安い液晶モニターは、やはりそれなりの機能となってしまいます。液晶の使い道が定まっているのであれば、値段重視の選び方でも良いですが、様々な用途に使うのであれば、是非 EIZO の液晶モニターを選択肢の1つに入れてください。

以上、EIZO FlexScan EV2450 の紹介でした。

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気力・体力勝負なシステム業界のエンジニアを経て、個人事業主として独立。Web サイト運営、動画制作など活動の場を広げています。目指すところへの道のりは険しいですが、自分が自分らしくあるために、一歩ずつ進んでいきます!

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