Amazon Echo 3機種の違いと、おすすめの Alexa 対応製品
Amazon Echo の日本における販売は、2017年11月から開始されました。販売開始当初は、購入するために招待メールを受け取る手続きが必要で、誰もが買える状態ではありませんでした。
しかし2018年3月30日から、ついに一般販売が解禁されました!
Amazon Echo の機種は3種類(2018年内に5種類に増えます)
日本国内で販売されているのは、次の3機種になります。
なお本家アメリカでは、通常の機能に加えて液晶画面が付いた Amazon Spot や Amazon Show なる製品が先行で販売されていましたが、ついに日本にも上陸しました!
Echo, Echo dot, Echo Plus の違い
製品仕様は次の通りです。
Echo dot | Echo | Echo Plus | |
---|---|---|---|
主な特徴 | コンパクトサイズ | 高性能スピーカー | ハブ内蔵 |
スピーカー | 0.6インチ | 2.5インチ:ウーファー 0.6インチ:ツイーター | 2.5インチ:ウーファー 0.8インチ:ツイーター |
Dolby デュアル スピーカー | × | ○ | ○ |
Bluetooth 接続 | ○ | ○ | ○ |
3.5mm ジャック 接続 | ○ | ○ | ○ |
ストリーミング 音楽再生 | ○ | ○ | ○ |
スマートホーム デバイスの制御 | ○ | ○ | ○ |
内蔵スマートホーム (ハブ) | × | × | ○ |
温度センサー | × | × | ○ |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n (2.4 and 5 GHz) デュアルバンド | ||
サイズ | 32 x 84 x 84 mm | 148 x 88 x 88 mm | 235 x 84 x 84 mm |
重量 | 163g | 821g | 954g |
税込み価格 | 5,980円 | 11,980円 | 17,980円 |
ハブ機能が必要であれば Echo Plus 一択です。Echo と Echo Dot で出来ることは一緒です。ただ Echo Dot はスピーカーの性能が悪いので、音楽を聴く機器としては適していません。
Echo Plus のハブ機能とは?
スマートホームのデバイスを利用する上で、ブリッジと呼ばれる機器と接続する機能のことです。
分かりやすく説明すると、Amazon Echo から操作できるライトがあるとして、そのライトと接続するためにハブが必要になります。Echo や Echo dot にはハブが内蔵されていないため、別にブリッジ機能を持つ機器を購入しなくてはいけません。一方で Echo Plus はハブ機能があるので、そのまま利用することができます。
プライム会員向けの割引はあるのか?
Fire HD タブレットなど、2017年までは Amazon デバイスの販売においてプライム会員向けに割引サービスがありましたが、全体的な値下げが行われ、プライム会員向けの割引サービスが無くなってしまいました。
ただしこの Amazon Echo も含め、Amazon のセールイベントにおいては割引が実施されることがあります。ただでさえお買い得な Amazon デバイスが更に安く買えるので、是非セールの機会は狙い時です!
- Amazon プライムデー(7月に実施/年1回)
- Amazon サイバーマンデー(12月に実施/年1回)
- Amazon タイムセール祭り(ほぼ毎月開催)
Amazon Echo と一緒につかえるおすすめの製品
スマートスピーカーを利用して家電を操作する。いわゆるスマートホームの実現にも Amazon Echo を利用することができます。ただし Amazon Echo 単体では意味がなく、Echo 内のソフトである Alexa(アレクサ)に対応した製品を用意しなくてはいけません。
Amazon Echo でリモコンを操作する
- Echo に無い赤外線機能が付いたデバイス
- テレビやエアコン、照明のリモコンを学習
- Echo に話しかけてリモコンを操作
- スマホからリモコン操作が可能
Amazon Echo でリモコン操作するための定番アイテムになりつつある、LinkJapan の eRemote です。まだ照明にしか対応していないのですが、テレビやエアコン等の ON / OFF に限り操作が可能です。
機能の拡張は、Amazon Echo 側の今後の対応待ちになるようです。詳しくは Link Japan の公式サイトをご確認ください。
現在こちらの商品は人気があるため、一度品切れになってしまうと一ヶ月近く入荷待ちとなってしまいます。Amazon Echo と一緒に購入を予定しているのであれば、先に購入しておくことをおすすめします。
ちなみに僕は、温度センサーが付いていない eRemote mini を購入しました。
Amazon Echo で電球を操作
- 声で電気の ON / OFF を操作
- 明るさの調整が可能
- 色の調整が可能
リモコン操作できる照明であれば、eRemote を使うのが一番使い勝手が良いですが、リモコン操作ができない照明もあります。そんな環境で利用できるのが Philips の Hue です。
ただしこのデバイスを利用するには Amazon Echo のハブの機能が必要になります。Echo Plus であればそのまま利用できますが、Echo や Echo Dot であれば別途ハブ機能を持つブリッジが必要になります。
ブリッジ自体の値段が高いです。もし Hue の利用を検討しているなら、最初からハブが搭載されている Echo Plus の購入をおすすめします。
また、ブリッジと LED ライトがセットで売られている製品も存在します。
Echo Dot 用ファブリックケース
Amazon Echo 用の着せ替えカバーです。第二世代 Echo Dot はカバーが付いていません。通常の Amazon Echo と比べると、プラスチック感が少し安っぽく見えてしまいます。
このファブリックケースは Amazon が販売する第2世代向けの公式のカバーです。
前述のリンクで紹介した製品は、第2世代の Amazon Echo dot になります。第3世代向けの着せ替えカバーはまだ販売されていないので、間違って購入しないよう気をつけてください。
ラインナップは6色用意されています。
インディゴ、サンドストーン、チャコールは Amazon Echo と同じカラーバリエーションになります。これで一気に Echo Dot の雰囲気が変わります。ファブリックの素材の高級感が、どんな部屋にも程よく馴染んでくれるのがポイントです。
Amazon Echo は単体でも十分な機能を持っていますが、関連製品を揃えることで使い勝手が良くなります。スマートスピーカーは生活を便利にするアイテムなので、ぜひ皆さんの生活に合ったものを選んでください!