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日清も知らなかった「どん兵衛」を10分放置すると味わえる別の食感

更新日: 公開日:2015/12/22
日清も知らなかった「どん兵衛」を10分放置すると味わえる別の食感

一部では以前から話題になっていた、10分どん兵衛。

事の始まりはマキタスポーツさんがラジオでの紹介。あれよあれよと噂が広がり、ついにはあの日清が謝罪文を掲載するにまで至りました。

10分どん兵衛とは?

その名の通り、通常5分で作るどん兵衛を10分放置する調理方法のこと。

10分どん兵衛の作り方

  1. どん兵衛にお湯を入れる。
  2. 10分放置する。
  3. 食べる。
  4. うまい!

特別なことは何もありません。通常5分のところを10分そのままにするだけです。実際に10分放置すると麺が「ツヤツヤで、ツルツルになって、とても美味しくいただけた」とマキタスポーツさんはブログに紹介しています。

メーカー側は、あまり積極的に推奨出来ないと思うんです。“裏技”ですから。でも、「この麺は10分の茹で時間でも耐えられるように作ってあるんだよ。」ということが裏側には隠されていた。恐るべし日清!

ただ、この10分どん兵衛、博多うどんのように麺が柔らかい状態になりコシが無くなります。元々どん兵衛が5分に設定されている理由が、うどんにコシがあって一番美味しく食べられる時間として設定されたもので、それ以上放置すると柔らかくなるのは当然。かと言って麺が伸びる感覚と違い、別のうどんらしい姿に変貌を遂げます。

讃岐うどんのようなコシの強いうどんを好む人にとっては、10分どん兵衛は論外かもしれません。しかし柔らかいうどんが好きであれば、試してみる価値は十分にあります。

日清は10分放置したどん兵衛がどうなるか知っていたの?

この 10分どん兵衛を議題に、マキタスポーツさんと日清の担当者との緊急対談が行われました。文頭の Twitter にあった対談です。

なんだかほぼ日刊イトイ新聞みたいです。

マキタスポーツ「 “5分を超えてみろよ。そしたら、新たな扉が開くぜ。” っていうメッセージを込めているんじゃないかって。」

どん兵衛担当者「そんなメッセージは込めていませんでした。」

マキタスポーツ「10分かけても、どん兵衛の麺は耐えられるってことは、当然、分かってたんですよね?」

どん兵衛担当者「分かっていたというと、分かってないとろもあった…」

10分赤いきつねも流行るのか?

どん兵衛と赤いきつねはカップうどんの二大巨塔です。10分どん兵衛がいけるなら、10分赤いきつねも美味しいのではないかと思うところではありますが、さすがマキタスポーツさん。赤いきつねで試したことがあるかとの質問に対し、このように答えています。

さすが10分どん兵衛の知名度を上げ、日清を動かした男。他のカップうどんでも、ちゃんと試しているようです(笑)

加山雄三も絶賛する10分どん兵衛

うどんになってしまった剣客どん兵衛さん。佐藤健との CM に出ている加山雄三さんは、どん兵衛の企画で「加山雄 Tuber」として YouTube へ動画がアップされているのですが、その中で 10分どん兵衛を検証されています。

加山雄 Tuber シリーズは、契約期間終了に伴い削除。残念ながら公式チャンネルで閲覧することが出来なくなってしまいました。

「俺も10分どん兵衛派だ!」

と言い切ってしまうほど、雄三さんも10分どん兵衛が気に入っていたのが印象的です。

どん兵衛の中の人が作る最適などん兵衛の作り方

マキタスポーツさんとの緊急対談で、どん兵衛の担当の方が正しいどん兵衛の作り方を提唱しています。

正しいどん兵衛の作り方

  1. お湯の量は東のどん兵衛が 410ml、東の天そばは 420ml 入れる
  2. ストップウォッチで5分計る
  3. あげを半分めくって手前を混ぜてほぐす
  4. 麺を綺麗に並べて、あげを戻す
  5. できるだけ早く食べる

お湯の量は線に合わせても麺が浮いてくることがあるので、きちんと計量した量を入れるのがポイント。あげに直接お湯をチョロチョロかけると、あげの味が出るので、麺だけにかけるのと全く味が異なります。

自分が美味しいと思う食べ方が一番!

硬い麺が好きな人は短めの時間で食べるし、濃い目が好きな人はお湯の量を減らす。カップ麺一つとっても個々にこだわりが出るのが面白いところでもあります。僕は断然、カップ麺の説明書き通りの指示に従って食べる派です。

柔らかい麺が好きで、これまで7分程度で食べ始めていた人は、これを機に10分どん兵衛にトライしてみてはいかがでしょう。新たな発見があるかもしれませんよ!

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このブログの運営者

NJ

元システムエンジニア。ガジェットのレビューや、パソコン・スマホ操作のノウハウをブログで発信。現在は個人事業主として独立。Web サイト運営、ポップデザインや動画制作など、パソコンでモノづくりをしている。

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