Windows 11 ネットワーク接続時に入力する資格情報のパスワード保存先と削除・編集方法
ネットワーク上のPCにアクセスする場合、以下のようにユーザ名とパスワードの入力を求める画面が表示されることがある。
接続先端末の、ユーザー名/パスワードを入力すればアクセスできるようになる。そして [資格情報を記憶する] にチェックすることで、次回より入力が省略できる。
しかし、接続がうまくいった資格情報を記憶しても、パソコンの再起動後に接続が失敗する場合がある。更にそれ以降は、エラーが発生する資格情報でアクセスを試みるため、いつまで経っても接続できない状態が続いてしまう。
今回は、この接続エラーを解消する方法を紹介します。
つまり接続エラーを解消するには、記録した資格情報を編集 or 削除しなくてはなりません。
記録した資格情報を変更/削除する方法
資格情報の編集、削除は、以下の手順で行っていく。
資格情報の参照
- タスクバーの検索に「コントロールパネル」と入力
- [コントロールパネル] を開く
- カテゴリ[ユーザーアカウント] を選択
- [資格情報マネージャー] の [Windows 資格情報の管理] を開く
資格情報マネージャーを開くと、次の画面が表示される。この一番上の [Windows の資格情報] に、記録した情報が記されている。
ここには、接続先のマシン名 (ホスト名) や IP アドレスが表示される。上記リストの内容が3件あるように、保存したサーバー情報ごとに管理される。
右端の アイコンをクリックすると、ログインユーザ名を確認できる。パスワードは●で表示され、内容は確認できない。
資格情報の編集
資格情報の下部にある [編集] をクリックすると、保存したユーザー名/パスワードが変更できる。これで、ログインユーザー情報が更新できる。
資格情報の削除
[削除] をクリックすると、保存したるユーザー情報を削除できる。削除後は、対象マシンに再びアクセスすると、冒頭にあるユーザー名/パスワード入力ダイアログが再び表示される。
ネットワークパスワードを忘れた場合
前述の通り、ネットワークパスワードは資格情報から閲覧できない。ネットワークパスワードを忘れてしまった場合、
そうなった場合は、パスワードを管理している有識者や、接続先端末の管理者に確認するしか方法がありません。
ネットワークパスワードは、一度 Windows に記憶させたら忘れてしまいがちな情報です。重要な接続先であれば、何かしらの形できちんと接続先情報も管理するように心掛けましょう。