Twitter のリツイートを削除できない原因はキャッシュによるもの

リツイートボタンをタップすればリツイート、リツイートを取り消すにはもう一度タップすることで削除することができます。しかし、削除したつもりのツイートがタイムラインに表示されたままで、改めてリツイートを取り消そうとしても、リツイートボタンを何度タップしても消えてくれないことがあります。
「何度やってもリツイートがキャンセルできない。」
そのような状況になっても心配しなくて大丈夫です。Twitter 上ではリツイートの情報が消えています。
なぜ削除したリツイートが消えないのか
このような症状は、スマートフォンやタブレットから Twitter のアプリを利用している状況で起こります。
主な原因はキャッシュ機能
Twitter のアプリにはキャッシュ機能が付いています。
キャッシュ機能とは、一度読み込んだツイート情報をスマートフォンの本体内部に持っている情報です。アプリを開く度にツイートの内容を全て読み込み直していると、通信量が多くなるだけでなく表示するのも時間が掛かってしまうため、既に読み込んだツイート内容はキャッシュの情報を表示して、余計な通信を行わないようにしています。
リツイートを消してもキャッシュが消えない
Twitter アプリの仕様なのかバグなのか定かではありませんが、このキャッシュが影響して、アプリ上では削除したリツイートがそのまま残っているように見えることがあるのです。つまりリツイートを取り消すまえの状態でキャッシュされてしまい、その情報が表示されてしまうといった状況になります。
そしてリツイートが消えてないと思って、リツイートボタンをタップしても画面から消えずにエラーとなってしまうのです。
削除の確認はブラウザから
Twitter アプリ上では消えていないように見えても、実態は消えています。きちんと取り消されているか確認したい場合は、ブラウザからアクセスしてみてください。アプリ版と異なり、きちんとリツイートが消されていることが確認できます。
アプリから確認したいならキャッシュを削除
もしアプリ上で確認したいのであれば、キャッシュを削除してしまいましょう。キャッシュ情報は、ネットワークから取得できる情報を保持しているだけなので、削除してもデータが消えるわけではありません。
Android のキャッシュ削除方法はこちらを参照ください。
iPhone (iOS) のキャッシュ削除手順は次の通りです。
- プロフィールを表示
- 歯車アイコン をタップ
- [設定] メニューを選択
- [データ利用の設定] を選択
- [ウェブサイトストレージ] を選択
- [ウェブページストレージを削除] を実施
フォロワーのキャッシュが残ってることもある
自分自身の環境ではリツイートが消えたことを確認できても、フォロワーのアプリ上では完全に消えていない可能性があることも頭にいれておいてください。
その理由は、上記で説明したキャッシュの影響に依るものです。ただ、このキャッシュデータはずっと残っているものではないため、少し時間が経てば消えてくれます。
以上より、Twitter のリツイートが削除できなくなったのではなく、データが消えずに残ってしまっていると理解いただければと思います。