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Windows 10 のバージョンアップは必要なのか?バージョンによってサポート期間が異なる点に注意

更新日: 公開日:2020/10/26
Windows 10 バージョンアップの必要性について

Windows 10 バージョンアップの必要性について。結論から述べると、サポート切れにならないよう更新する必要があります。

2015年のリリース以降、定期的な OS の更新が実施されている Windows 10 は、提供するバージョン毎にサポート期限が区切られています。安全かつ安定した環境で Windows 10 を利用するためには、バージョンアップが欠かせません。

名称バージョン提供年月サポート期限
(初期リリース)15072015/07/292017/05/09
Windows 10 November Update15112015/11/102017/10/10
Windows 10 Anniversary Update16072016/08/022018/04/10
Windows 10 Creators Update17032017/04/052018/10/09
Windows 10 Fall Creators Update17092017/10/172019/04/09
Windows 10 April 2018 Update18032018/04/302019/11/12
Windows 10 October 2018 Update18092018/11/132020/11/10
Windows 10 May 2019 Update19032019/05/212020/12/08
Windows 10 November 2019 Update19092019/11/122021/05/11
Windows 10 May 2020 Update20042020/05/272021/12/14
Windows 10 October 2020 Update20H22020/10/202022/05/10
Windows 10 May 2021 Update21H12021/05/182022/12/13
Windows 10 Novenber 2021 Update21H22021/11/262022/06/13

必要あればすぐに最新バージョンへ更新できる

現在利用しているバージョンは、下記手順で確認できます。

Windows 10 のバージョン確認方法

[設定] → [システム] を開き、左側のサブメニューの一番下にある [詳細情報] もしくは [バージョン情報] を選択。

Windows 10 のバージョン情報を確認する方法

記載しているバージョン情報の2桁がリリースされた西暦、下2桁がリリース時期を表しています。2020年前記のアップデートまでは年月の数字4桁で表現されていましたが Windows 10 October 2020 Update から下2桁の表記が変更されました。

  • Windows 10 November 2019 Update → 1909
  • Windows 10 May 2020 Update → 2004
  • Windows 10 October 2020 Update → 20H2
  • Windows 10 Novenber 2021 Update → 21H2

バージョンが古くても問題ない?

最新バージョンがリリースされたからといって、即座に全てのパソコンがバージョンアップされるわけではありません。通常は Windows Update 経由での更新が実行されるので、それまでは古いバージョンを利用します。

基本的にはサポート期間内であれば、バージョンの古さを気にする必要はありません。むしろリリース直後の最新バージョンは、バグが残っている可能性があります。Windows Update の通知が届くまで、更新せずに待っていれば大丈夫です。

バージョンアップは無料

Windows 10 のバージョンアップは、セキュリティーアップデートの一貫として行われます。新たに料金は発生しません。

またバージョンアップによって、バグ修正プログラムが含まれているケースもあります。基本的にバージョンアップの通知が届いたら、必ず実施するものだと考えてください。

なかなか来ない更新通知

最新バージョンがリリースされてから Windows Update に通知が届くまで、場合によって何ヶ月もタイムラグがあります。長ければ半年近く待たされる場合もあります。

リリースから通知まで時間を掛けているのは、そもそも Microsoft が意図的に即時アップデートさせずに、安定してから更新するようにしているのかもしれません。

通常はどうやってバージョンアップするのか?

[設定] → [更新とセキュリティ] にある Windows Update の項目で、次のようなメッセージが表示されるとバージョンアップが実施できます。

次のバージョンの Windows が利用可能になりました。これは新しい機能とセキュリティ効果が含まれています。更新の準備ができたら、[ダウンロードしてインストール] を選択してください。

わざわざ Windows Update の画面を開かなくても、更新の通知は届きます。あとは通知に従って、バージョンアップが実施できます。

手動で強制的にアップデートする方法もある

Windows 10 の新しいバージョンには、新機能が搭載されることが多いです。そのため早期バージョンアップを希望する人も多く、Windows Update 経由ではなく、手動での更新ができるよう別途機能が用意されています。

これは Windows 10 更新アシスタントと呼ばれる専用ツールを利用して、最新バージョンへアップデートするものです。ただ一般的には更新通知を待ってからアップデートするものなので、手動による更新は必ずしも推奨する方法ではありません。

手動による更新手順はこちらを参考にしてください。

まとめ

  • Windows 10 のバージョンアップは必要
  • バージョンによってサポート期間が異なる
  • 通常は Windows Update 経由で更新する
  • 手動による更新方法もあります
  • バージョンアップは無料で実施可能

以上、Windows 10 バージョンアップの必要性についてでした。

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このブログの運営者

NJ

元システムエンジニア。ガジェットのレビューや、パソコン・スマホ操作のノウハウをブログで発信。現在は個人事業主として独立。Web サイト運営、ポップデザインや動画制作など、パソコンでモノづくりをしている。

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