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標準機能で Windows 10 を初期化する方法!ユーザー情報を削除して購入時の状態に戻す

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Windows 10 を標準機能で初期化する方法

会社で使っていたパソコンの利用者変更や、レンタルしていたパソコンの返却、そしてパソコン本体の売却など、使っていたパソコンを手放す際に初期化したいけど方法が分からない!

そんな時は Windows 10 の標準機能を用いて初期化することが可能です。しかも Windows 10 May 2020 Update(バージョン 2004)が適用されていればインターネット経由でクラウドからデータ取得できるので、インストールメディアやリカバリディスクが不要になります。

では具体的にどのような手順で実施するのかご覧ください。

初期化する上での注意事項

メーカーパソコンの場合

市販のメーカーのパソコンには、独自のアプリがプリインストールされています。2016年以降に新品で購入したパソコンであれば、最初から Windows 10 がインストールしてある可能性が高く、出荷時の状態まで戻すことができます。

しかしそれ以前に購入した端末であれば、Windows 7 や Windows 8 から手動で Windows 10 にバージョンアップしていると思われます。この状態で Windows 10 の初期化機能を使っても、旧バージョンの Windows 7 や 8 に戻ることはありません。また出荷状態に戻すことも出来ず、初期化処理により独自のアプリが消えてしまうのでご注意ください。

独自アプリが無くなってもパソコン動作に影響はないものの、消えて困るアプリがある場合は初期化を控えてください。またリカバリディスクを用いて Windows 7 や 8 に戻すといった手法もありますが、そちらは今回の趣旨と異なる内容になるため、各メーカーに確認してください。

これから紹介するのは Windows 10 を素の状態にする初期化処理です。機種によっては出荷状態に戻せるので、独自アプリも消えずに残ります。詳しくは以下の手順を確認してください。

Windows 10 を初期化する

Windows 10 のメニュー上では、初期化ではなく [初期状態に戻す] と表現されています。では具体的な手順を見ていきましょう。

初期状態に戻す処理を開始する

画面左下の をクリック。下から2つ目の [ 設定] を開き [更新とセキュリティ] を選択。

[設定] 画面から [更新とセキュリティ] を選択

左側のサブメニューから [回復] を選び、一番上に表示される「この PC を初期状態に戻す」を開始します。なお [開始する] をクリックしても、即座に初期化が実行されるのではなく、この後いくつか設定を行った上でスタートします。

Windows 10「このPCを初期状態に戻す」を開始

実行前に初期化のオプションを設定

最初にユーザーデータの扱いについて選択します。ファイルを残したまま初期化するのか、全て削除するのか。初期化する場合は [すべて削除する] を選びます。

またメーカー品のパソコンによっては、ここで [出荷時の設定に戻す] の選択肢が表示されている場合があります。こちらを選択すると、メーカー独自のアプリがインストールされた状態で初期化されるので、選択肢がある場合はこちらを選ぶと良いです。

削除対象データを選択

再インストール方法の選択

続いて Windows 10 の再インストール方法を選びます。インターネット環境がある場合はクラウドからダウンロードするのがおすすめです。ローカルからインストールする場合、DVD 等のメディアが必要になることがあります。それぞれの環境に合わせて選択しましょう。

Windows 10 のインストール方法でクラウドを選択

[クラウドからダウンロードする] の選択肢が表示されるようになったのは、2020年春にリリースされた Windows 10 のバージョン 2004 から。

[出荷時の設定に戻す] を選択した場合は、クラウドからではなくパソコン内部に保存されたリカバリー用データを用いて初期化が行われます。

追加の設定【確認必須】

続いて現在の設定を確認。そのまま [次へ] 進まず [設定の変更] を開いて、ここで表示されている内容の詳細を確認しておきます。

追加設定を確認

データクリーニング、ファイル削除対象ドライブ、Windows 10 のダウンロード設定を確認

初期化の目的によっては、設定の変更をおすすめします。それぞれの設定内容は次の通り。

  • データのクリーニング実行について
    売却などの手放す目的で初期化するならばクリーニング推奨。ファイルを削除するだけで済ませると、データを復元されるリスクを伴います。ただしクリーニング実行時は、初期化処理に時間が掛かります。
  • 削除するドライブについて
    複数ドライブ (SSD と HDD など) の構成で動いているパソコン限定で表示される項目。完全初期化するなら「はい」を選択し全てのドライブを削除する必要あり。
  • Windows のダウンロードについて
    [クラウドからダウンロードする] を選択すると自動的に「はい」が選択されている項目。こちらはこのままで大丈夫です。
  • eSIM プロファイルについて
    eSIM 対応機種のみ表示。通常は削除設定のままにしておく。

eSIM 対応機種では次のように表示されています。(下記画像のパソコンは複数ドライブ構成の端末でないため、削除するドライブに関する選択肢がありません。)

eSIM プロファイル設定を確認

設定を変えたら [確認] を押して元の画面に戻り [次へ] 進みます。

注意事項を確認して初期状態へのリセット実行

アップグレード済みの Windows 10 を初期化する場合、次のようなメッセージが表示されます。簡単に説明すると、初期化しても旧バージョンには戻らず、現在のバージョンが維持されるといった内容です。

初期化しても旧バージョンの Windows 10 には戻せない

そのまま [次へ] 進みます。

これで全ての準備が整ったので、最後に [リセット] を押すと初期化処理が実行されます。ここから先に進むと後戻りできません。

リセット処理開始

初期化処理をスタートしたらあとはそのまま放置です。勝手にデータをダウンロードして、勝手に再起動します。

初期化実行中

何度か再起動が繰り返され、初期設定画面が表示されたら初期化完了です。

ちなみにノートパソコンの場合、バッテリー駆動モードで初期化処理は行なえません。作業途中でバッテリーが切れるとパソコンが起動しなくなるので、電源接続は必須です。なおバッテリー駆動の状態で処理を進めるとエラー画面になり、電源をつなげると先に進めます。

バッテリー起動で初期化処理を実行するとエラーになる

メーカー別 Windows 10 初期化手順

最後に、各メーカーの初期化手順が掲載されたページを載せておきます。メーカーによっては情報が古かったりするので、あくまで参考としてご覧ください。

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このブログの運営者

NJ

元システムエンジニア。個人事業主として独立して Web サイト運営、ポップデザインや動画制作など、パソコンでモノづくりしています。

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