宇都宮観光は餃子だけじゃない!大谷石の地下採掘場跡は幻想的な地下空間!存在感は地下ダンジョンそのもの

2017/06/26

「宇都宮と言えば餃子」と合言葉のようにセットとなっているので、それ以外の有名な観光地が無いような印象を受けますが、地元の人もイチオシする観光スポットがあるのをご存知でしょうか。

その名も「大谷(おおや)資料館」です。

東武宇都宮駅から車で25分、バスを使っても35分程度で行けるところで、かつては石の採掘場として利用されていた地下空間を、その歴史資料とともに公開しています。。冒頭の写真の通り、その地下採掘場跡の大きな空間は、見るものを圧倒する存在感があります。

僕自身、採掘場跡へ行くまでは「そんなところ知らない!」と思っていましたが、いざ行ってみると「どこかで見たことがあるような感覚」がありました。おそらく今この文章を読んでいるあなたも、大谷石の採掘場なんて知らないと思っているのではないでしょうか。

名前は知らずとも、実は多くの人が目にしているような有名なスポットなのです。詳しい話は後述することにして、まずは大谷資料館がどのようなところか見ていきましょう。

大谷資料館の魅力

石の町だけあって大谷町へ近付くと、いたるところに石でできた建造物が目に入るようになります。特徴のある石垣や、全体が石でできた蔵など、土地柄ならではの風景に不思議な気分になりました。

無料駐車場から資料館まで少し歩くのですが、その道を進む途中であっと驚くようなことが起こります。外を歩いているにもかかわらず、肌に感じる空気が一気に変化するのです。地下空間から吹き出す冷気に覆われ、冷蔵庫の中に瞬間移動したのではないかと思わせるような感覚が訪れます。

埋蔵量は10億トンと推測されるだけあって、周りを見渡す限り石だらけ。地中部分に至っては 300m にもおよび、185m 前後の層が石材として最も採掘されているそうです。

地下採掘場はまるでゲームの世界のような空間

資料館の入口で料金(800円)を支払い階段を下ります。そこに広がるのは、見渡す限り石の空間。想像を遥かに超える大きさに驚くと共に、そこに広がる幻想的な風景に感嘆するしかありませんでした。

真っ直ぐ掘り進められた採掘跡にライトアップが施され、見るものを魅了します。目に入るもの全てが非日常的であり、その姿は地下迷宮のような独特な雰囲気があります。

感動するといった直感的なものではなく、言葉では表現しづらいのですが、未知の世界へ誘われたワクワク感に満たされるような感情が沸き起こりました。これは、写真だけでは決して伝わるものではないので、実際に自分の目で見て肌で感じて欲しいと思います。

地下採掘場の気温は 10℃ 以下

僕が出向いた日は、気温が30度を超える蒸し暑い日でした。冒頭で説明した通り、採掘場へ向かう道のりで感じた冷気は地下からやってくるもので、採掘場内の気温はたった 10℃ しかありません。

年間を通しても平均的に 10℃ 以下なので、出掛ける時は上着があったほうが良いでしょう。僕は外があまりに暑かったので半袖のまま採掘場内を過ごしましたが、出る頃には体がキンキンに冷えてしまいました。

採掘場跡内は順路がある程度決められており、ゆっくり歩いても40分から1時間程度で全体を見てまわれます。地下内部は風が無いので極端に寒さは感じないものの、半袖短パンで行くような場所ではないことは覚えておいてください。

あの有名なプロモーションビデオも大谷石採掘場跡で撮影された?!

こんなにも独特な空間は日本でも類を見ないロケーションであるため、有名アーティストのプロモーションビデオや、大手企業のレセプション会場としても利用されています。上の写真はドン・ペリニヨンのレセプションで使用されたもので、そのまま採掘場内に展示されています。

他にもドラマや映画、CM にも利用されており、その数は2017年現在も増え続け、ゆうに 100 を超えている状況です。僕が「どこかで見たような感覚」があったのは間違いではなく、映像を通して確かに目にしたことがあるものでした。

採掘場内には「この場所で○○の撮影が行われました」と書かれている場所もあり、過去の記憶とシンクロすれば感動すること間違いなしです。

大谷地下採掘場跡で撮影されたミュージック PV

あまりにも数が多いため、メジャーなところをいくつかピックアップしておきます。

  • X JAPAN「Forever Love」1996年
  • GLAY「SOUL LOVE」1998年
  • 工藤静香「BLUE ZONE」1999年
  • Bz「MAY」2000年
  • フジファブリック「モノノケハカランダ」2005年
  • 東京事変「喧嘩上等」2006年
  • JUJU with JAY’ED「明日がくるなら」2009年
  • 板野友美「Little」2014年
  • 三代目 J Soul Brothers「S.A.K.U.R.A.」2014年
  • androp「Dreamer」2015年
  • [Alexandros]「NEW WALL」2016年

映画であれば「るろうに剣心」や「仮面ライダー」そして「セーラー服と機関銃」でも使われていたようです。僕は完全に GLAY 世代なので、あの SOUL LOVE の撮影場所が日本国内のしかも関東圏だったことに驚きを隠せませんでした。

他にも多くの撮影で利用され、その一覧が撮影実績として大谷資料館の公式サイトに掲載されているので、興味のある方は是非ご覧になってください。

撮影実績 – 大谷資料館

大谷資料館は「おすすめ」できる観光地だった

ここへ行くまでは、宇都宮観光ついでの寄り道程度に考えていましたが、実際に足を運んでみると、観光目的の需要を十分に満たしてくれる最高の場所だったと実感しました。

平日で閉館間際の時間帯だったこともあり、ほとんど人も居なく貸切に近い状態でした。ゴールデンウィークのような観光シーズンはかなり多くの観光客が訪れますが、あまりにも地下空間が大きいので人の多さはさほど気にならないようです。

せっかく宇都宮まで遊びに行くなら、餃子を食べたらおしまい!では勿体ないです。車のほうが便はいいですが、資料館行きのバスも1時間に1、2本走っているので、時間に余裕のある方はぜひ立ち寄ってみてください。最後に大谷資料館の情報をまとめておきます。

大谷資料館について

住所栃木県宇都宮市大谷町909
電話番号028-652-1232
料金大人 800円(高校生以上)
子供 400円(小・中学生)
※ 未就学児は無料
営業時間【4月 ~ 11月】 9:00 ~ 17:00(最終入館 16:30)
【12月 ~ 3月】 9:30 ~ 16:30(最終入館 16:00)
休館日【4月 ~ 11月】 なし
【12月 ~ 3月】火曜日(祝日の場合は翌日が休み)、12月26日 ~ 1月1日
※ 他、臨時休館があり、電話での確認を受け付けています
駐車場あり(300台以上)

カメラでの撮影においては、三脚や一脚、自撮り棒を使用することが禁止されています。他にも注意事項があるので、予めチェックしておきましょう。

※ 許可なく2時間以上にわたる撮影と、三脚・一脚や自撮り棒など撮影用器具を使用した撮影や階段・踊り場・狭い通路などでの立ち止まっての撮影及びカメラを床などに固定しての撮影は、一般のお客様から迷惑行為のご指摘が多いため禁止とさせていただきます。更に、モデル立ちしての撮影や、人形や小道具などを使用した撮影と、コスプレ衣装を着ての撮影なども禁止とさせていただきます。

※ 館内で大声を上げたり楽器の演奏や石舞台上などでのダンスパフォーマンスなどは、他のお客様のご迷惑になりますので禁止とさせていただきます。(団体での合唱などは、事前に申請して許可が必要です。)

※ 当館地下坑内での飲食は禁止です。さらに飲酒をされたお客様の入館は原則としてできません。万一の事故・怪我などの責任は負いかねますので、あらかじめご了承ください。

アクセス情報 – 大谷資料館

大谷資料館までのアクセス

車の場合

【東北自動車道】
・ 鹿沼 I.C. から約20分、宇都宮 I.C. から約12分
【北関東自動車道】
・ 宇都宮/上三川 I.C. から約40分、壬生 I.C. から約30分

※ JR 宇都宮駅からは約30分の道のりです

バスの場合

関東バス 行先番号 45 の「大谷経由・立岩行き」に乗車し、「資料館入口」で下車します。大人運賃で片道450円になります。
・ JR 宇都宮駅西口6番乗場より約30分
・ 東武宇都宮駅からは、東武駅前バス停より約20分

資料館入口のバス停からは、徒歩10分で資料館に到着します。帰りは「大谷経由・JR宇都宮駅行き」のバスに乗車してください。時刻表を載せておくので参考までに。

ちなみに「東武駅前」のバス停は駅前ではなく、少し離れた大通り沿いにあります。場所が分からない人は Google で「東武宇都宮駅から大谷資料館まで」と検索すれば、バス停の位置が分かります。

資料館のすぐそば!高さ 約27m の「平和観音」

大谷資料館から徒歩10分の場所には、巨大な観音様が立っています。(近くに市営の無料駐車場あり。)

この観音様は、高さ 88尺8寸8分(26.93メートル)もあり、第二次世界大戦の戦没者への慰霊と世界平和を祈念して彫刻された像です。昭和23年から6年の歳月を掛けて、全て手掘りで作製されました。

この像が立つ大谷公園への入場料は掛かりません。すぐ裏手にある大谷寺・大谷観音を含め、宇都宮の観光地としては有名な場所のようなので、時間のある方は資料館の見学ついでに立ち寄ってみてください。

以上、宇都宮の観光スポット「大谷資料館・大谷石採掘場跡」の紹介でした。

このブログの運営者

気力・体力勝負なシステム業界のエンジニアを経て、個人事業主として独立。Web サイト運営、動画制作など活動の場を広げています。目指すところへの道のりは険しいですが、自分が自分らしくあるために、一歩ずつ進んでいきます!

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