Windows 10 初期化の途中にエラー画面が消えなくなってしまった事象を解決!

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Windows 10 初期化中にエラーで起動できない

Surface Laptop シリーズのノートパソコンを工場出荷状態に戻すために、Windows 10 標準機能を使って初期状態に戻す作業を行っていたときのこと。

初期化処理を開始してから、電源をつなげたまま放置していたら、エラー画面が表示され止まってしまいました。表示されたダイアログをクリックすると再起動し、また同じエラーが出て停止を繰り返しています。

エラー内容は次の通り。

発生したエラー

エラーメッセージ内容

メッセージ内容

The computer restarted unexpectedly or encountered an unexpected error. Windows installation cannot proceed. To install Windows, click "OK" to restart the computer, and then restart the installation.

内容はこんな感じ。

コンピューターが予期せず再起動、または予期しないエラーが発生したため、Windows のインストールが続けられません。Windows をインストールするには [OK] をクリック。コンピューターを再起動して、インストールを再開します。

再起動しても消えないエラーメッセージ

メッセージの指示通り [OK] をクリックすると、自動的に再起動します。しかし再びエラーメッセージが表示。このエラーメッセージを消すことができないだけでなく、延々と再起動を繰り返すだけ。

もしここで強制的に電源を OFF にするのであれば、電源ボタンを4秒以上長押しすれば電源は落ちます。(ポイントは、電源が落ちるまで押し続けること。)

しかし電源を落として再起動しても、同じエラーメッセージの繰り返し。これでは初期化どころかノートパソコンが使えなくなってしまいました。

エラーの解決方法

Microsoft のサイトで発見

対処方法は、下記の内容を参考にして実施したところ、エラーメッセージが消えてセットアップの続きから再開されました。Microsoft コミュニティーに投稿された内容です。

簡単に説明すると Windows システムが持つデータベース(レジストリと呼ばれます)の値を強制的に書き換えて、問題が起こっていない状態に偽装します。

この方法は、本当は処理がうまくいっているのに、なぜか途中で止まってしまった場合にのみ解決する手段です。そして絶対的な方法ではないので、予めご承知ください。

では具体的な手順も載せておきます。

レジストリを修正して再起動

エラーメッセージが出ている状態で、次のショートカットキーを利用してコマンドプロンプトを起動します。

Shift + F10 もしくは Shift + Fn + F10

文字入力できる状態になっているので、そのまま regedit と入力し Enter をタイプ。

コマンドプロンプトからレジストリエディタを起動

レジストリエディタが起動します。ここからは慎重に、処理を進めます。指示以外のデータを変えてしまうと、正常に動かなくなってしまうため1項目ずつ確認しながら実施してください。

  1. 左側のツリーから、次の階層までフォルダを進む
  2. コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\Status\ChildCompletion
  3. 右側に表示される setup.exe の項目をダブルクリック
  4. 値のデータを 1 から 3 に変更

setup.exe のレジストリを更新する

値を変更したら [OK] ボタンをクリックします。

レジストリの値を変更

あとは先程のエラーメッセージの [OK] ボタンをクリックして再起動します。問題なければ、Windows 10 のインストール処理が引き続き行われます。

引き続きエラーメッセージが表示される場合

上記手順で解決しなかった場合、本格的に問題のあるエラー状態だと判断できます。この状態で解決できる手段の1つに、回復ドライブを利用して Windows 10 を再インストールする方法があります。

例えば今回僕の環境で問題になった Surface シリーズにおいては、パソコン本体のシリアル番号を入力により、各 Surface Pro, Surface Laptop, Surface Book の回復イメージをダウンロードできるページが用意されています。

ただしこの内容は Microsoft の端末に限った話であり、メーカーによってはリカバリ方法が異なる場合があります。修理に出さないと直せないケースもあるため、まずはメーカーサポートへ問い合わせるのが最良の方法です。

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このブログの運営者

NJ

元システムエンジニア。個人事業主として独立して Web サイト運営、ポップデザインや動画制作など、パソコンでモノづくりしています。

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