ついに見つけた!Google Pixel3 / Pixel3XL おすすめ液晶保護フィルム!
iPhone や XPERIA のように、各キャリアから大々的に販売されているスマートフォンであれば、家電量販店でもすぐに見つかる液晶保護フィルム。
しかし Pixel3 のようにマイナー寄りの機種となると、オプション品を手に入れるのも一苦労です。Amazon のような大型ネットショップでは数多くの取扱いがあるものの、実際にどれを買ったら良いのか迷ってしまうのが正直なところです。いざ買ってみると使い勝手が合わなかったりして、なかなか理想の保護フィルム・保護ガラスが見つけられない方もいるでしょう。
我が家には Pixel3 と Pixel3XL の2台があるのですが、今のフィルムに落ち着くまで4種類ほど購入しました。
今回は Pixel3 / Pixel3XL 向けの液晶保護フィルム・ガラス選びにおいて、どのような選び方をすれば良いのか、そしてそれぞれのフィルムにおけるメリット・デメリットを紹介していくので、是非フィルム選びの参考にしてください。
液晶保護フィルムの選び方
保護フィルムを選ぶ上で基本となるのが、素材の違いです。大きく分けてガラス製とプラスチック製のフィルムのが存在します。
プラスチック製のフィルムは貼り付ける時に大きくたわむので貼りやすく、ガラスフィルムは曲がらないため一気に貼り付けなくてはいけない違いがあります。それぞれのメリット・デメリットは次の通りです。
ガラス製フィルムのメリット・デメリット
- 液晶面と同じガラス素材なので見た目が綺麗
- フィルムを上から貼っている感覚がない
- 指ざわりが滑らか
- 指紋が拭き取りやすい
- 湾曲しないので貼り付けが難しい
- 厚みがあるので反応が悪くなることがある
- 鋭利なもので傷つくと目立つ
- 構造上、隅が浮くものがある
- 落下の衝撃に弱い
- 値段が高くなりがち
本体の液晶を覆っているのはガラスであるため、見た目の印象や指ざわりの違いがないのがガラスフィルムの良いところです。
ただガラスの性質上、大きく曲げるようなことは出来ず、貼り付けにくいのがマイナスポイントです。下手に力を加えてしまうと、貼り付け時にガラスを割ってしまうことも起こり得ます。
プラスチック製フィルムのメリット・デメリット
- 湾曲するので貼り付けやすい
- 貼り直しも容易に行える
- ガラスより薄く感度に影響しない
- 落下しても割れる心配がない
- 非光沢モデルがある
- 綺麗さはガラスより劣る
- ガラスより指紋が残りやすい
- 光沢モデルは指ざわりに少し引っ掛かりがある
- 気泡が入りやすい(抜けるものもある)
プラスチック素材は、ガラスの欠点をほぼカバーしてくれます。しかしその一方でガラスのような滑らかさがないため、指ざわりの快適さに欠けるようなデメリットもあります。
サラサラ感も求めるなら非光沢モデルを選ぶ選択肢はあるものの、液晶の見た目の綺麗さは劣ってしまいます。
ブルーライトカットは不要
昨今はブルーライトが目に悪いからと、ブルーライトカットを施した保護フィルムも販売されています。しかし Pixel3 や Pixel3XL には、読書灯なるブルーライトをカットしてくれる機能が予め付いています。
このように、画面全体が赤っぽくなるのがブルーライトカット時の特徴です。
常時ブルーライトカットされてしまうと、写真の見栄えが悪くなったり、白までが赤っぽく表現されてしまいます。目には優しいかもしれませんが違和感は拭えないので、個人的にはブルーライトカットのフィルムはおすすめできません。
ブルーライトが気になるようであれば、この読書灯の機能を使えば十分カットできるので安心してください。
液晶の端まで貼れるものはおすすめしない
Pixel3 や Pixel3XL は、周辺が曲面を描いています。そのため、画面のガラス面ギリギリまで覆うにはフィルム自体が湾曲している必要があります。
一般的にはその湾曲部分の手前まで、つまり画面より保護フィルムは少し小さく作られています。極稀に、周りが湾曲した保護フィルムが売られていますが、個人的にはあまりおすすめできません。まず品質面での精度が甘く、一部が浮いてしまうものが多い点。そして、端まで覆ってしまうことにより、スマホケースと干渉してしまうデメリットもあります。
スマホケースを付けていれば、覆いきれない隙間から傷がつくようなことはありません。ケース利用前提であれば、この点は気にしなくて大丈夫です。
では、実際に僕が購入した保護フィルム・保護ガラスを紹介していきましょう!
購入したガラスフィルムと使ってみた感想
アンチグレア非光沢反射防止フィルム
最初に購入したのは非光沢のモデルです。表面のサラサラ感が好みで、以前の機種でもよく使っていました。しかし貼り付けてみると、Pixel3 の液晶が綺麗過ぎることによるデメリットがすぐに見えてしまいました。
明るい場所では、その名の通り反射を防止してくれるので見やすいのです。しかし暗い場所では、細かいプリズム反射が目立ってしまい、液晶の美しさが全くと言っていいほど無くなってしまいました。極端に言うと、保護フィルムを貼ったことで画面が見づらくなったのです。
Pixel3XL だと画面が大きいので、その差が極端に目立ちます。屋外では全く問題ないものの、室内利用の方が多い人にとってはマイナスポイントになるでしょう。
- 日の当たる屋外利用が多い人
- サラサラな表面が好みの人
LEPLUS 高光沢ガラスフィルム
続いて紹介するのはガラスフィルムです。この製品の最大の特徴は、湾曲しない貼りづらいガラスフィルムの欠点をサポートするための取付用ガイドが付属している点です。
プラスチックの入れ物にガラスフィルムを置いて、その上から Pixel3 をはめこむようにしてフィルムを装着します。ほとんどズレることなく貼れるので、なかなか画期的な仕組みです。
表面の硬度は 9H と丈夫で、表面が滑らかなのは当然のことながら、指紋がつきにくいのも特徴です。ちなみにこのフィルムはそれなりの値段がするので、角が浮くような甘い作りになっていないのは評価できます。
フィルムを貼る前と指ざわりはほとんど同じであり、透明度も高いので見た目も非常に綺麗です。ただその一方で、ガラスフィルムのデメリットである、感度が少し悪くなってしまう点がマイナスポイントです。
そして傷に対する耐性は強い半面、ガラスなので落下の衝撃にはそこまで強くありません。残念ながら高さ 80cm 程度のデスクから落下しただけで、フィルムにヒビが入ってしまいました。感度以外は概ね満足度が高かったので、ガラスフィルムの耐久性の弱さを理解した上で購入するようにしましょう。
手帳型ケースを使っていれば落下時の衝撃も弱くなるので、ガラスフィルムでも良いかもしれません。
- 指ざわりの滑らかさを求める人
- 画面の綺麗さを求める人
- ガラスの耐久性を把握できている人
LEPLUS 衝撃吸収TPU保護フィルム
TPU とはポリウレタンです。柔らかい透明のスマートフォンケースを想像してもらうと、イメージしやすいと思います。
僕の使い方だとガラスフィルムの耐久性が合わないため、プラスチック素材のものに買い替えました。このフィルムの特徴は、傷よりも本体全体への衝撃における耐久性を売りにしています。
フィルムの表面が柔らかくなっているため、衝撃を吸収しやすい作りになっています。透明度も十分なので、液晶面は綺麗です。その反面、指ざわりの滑らかさは劣ります。サラサラ感は無く、指への引っ掛かりが少しあります。
耐久性は評価ポイントではあるものの、指ざわりにおける満足度が得られなかったので、最終的には買い換えることにしました。
- ガラスよりも耐久性を求める人
- 安い保護フィルムを探している人
- 表面のサラサラ感は気にしない人
【おすすめ】PDA工房PET製9H高硬度保護フィルム
僕が最終的にたどり着いたのが、こちらの日本製保護フィルムです。プラスチック素材でありながらも 9H の硬さを持ち、透過率が高いため液晶画面の綺麗さをそのまま保ってくれます。
ガラスほどの指ざわりではないものの、滑らかさは十分に満足でき、指紋も付きにくい印象を受けます。
このフィルムも液晶面の湾曲部分を避けるように小さめに作られていますが、隙間が空いてもこの程度です。ここはケース側でも十分保護できるので、問題視することはありません。
素材はプラスチック製でありながらも、前述の TPU 素材のような柔らかさがないため、どちらかと言うとガラスフィルムに感触は近いです。
ガラスフィルムと比べてしまうと、指紋や指の脂が付きやすいのは否めませんが、プラスチック素材ならではの割れにくさは評価ポイントです。
ここまでたどり着くまで何度も買い替えましたが、ようやく満足できるフィルムに出会えました。総合的に見てもよく出来ている製品なので、自信を持っておすすめできます。
- ガラスフィルムのような滑らかさが欲しい人
- 9H の高硬度での保護を求めている人
- 耐久性の高いフィルムを求めている人
またこの PDA 工房からは、同じ硬度 9H を持つ反射低減タイプの製品も販売されています。光沢フィルムが好みではない方は、こちらを使ってみてはいかがでしょうか。
と言うわけで、実際に僕が Pixel3 / Pixel3XL 用に購入した液晶保護フィルム・保護ガラスの紹介でした。
Pixel 向けの保護フィルムは選択肢が少ないので、ハズレを引く可能性がかなり高いです。僕自身、ここまで何度も買い直すと思ってもいませんでしたが、お陰様でこのような記事を投稿することができました。是非、これから保護フィルムを購入される方は参考にしてみてください。