おすすめモバイルバッテリーの選び方!自分のスマートフォンに適したバッテリーを購入しよう

更新日: 公開日:2016/06/29

アラームで1日が始まり、LINE や Facebook、Twitter といった SNS から、電卓、メール、ナビや乗換案内のような便利ツール、そして電子マネーにカメラにゲームと、1日中スマホを操作しているとバッテリー残量との戦いになることがあります。

会社の帰り際になってバッテリー残量が 10% を切ってしまうと、一気に不安になってしまいませんか?残量 30% を切る辺りから使用を控えようと思っても、何かにつけて触ってしまうのがスマートフォンなんですよね。

職場で充電できるなら良いのですが、出先でどうしようもない場合はモバイルバッテリーに頼らざるを得ません。今回はそんなバッテリー残量に悩まされることが無くなるよう、各スマートフォンに適したバッテリーを紹介していきます。

自分のスマホのバッテリー容量を認識しておこう

バッテリーを購入する前に、まずは自分の持っているスマホのバッテリーの容量を確認しておきましょう。その容量に応じて、購入するバッテリーで何回分の充電が賄えるかが分かります。モバイルバッテリーは容量が大きいほど重くなるので、1回分の充電ができる軽いバッテリーを求める人もいるでしょう。

軽さを求めるあまり容量が少なすぎるバッテリーを購入すると、満足できる充電量にならないケースもあるので、その点を踏まえて選ぶようにしてください。

主要機種のバッテリー容量一覧

モバイルバッテリーの容量に対して、実際に充電として使える容量は7割くらいになります。つまり 1,000 mAh に対して 700 mAh 分が充電されます。これを逆算すると、各スマートフォンの機種に対して、バッテリー残量0の状態からフル充電するまでに必要なモバイルバッテリーの容量は次の通りとなります。

機種バッテリー容量充電に必要な容量
XPERIA XZ12,700 mAh3,858 mAh
XPERIA XZ1 compact2,700 mAh3,858 mAh
XPERIA XZ Premium3,230 mAh4,615 mAh
XPERIA XZs2,900 mAh4,143 mAh
XPERIA XZ2,900 mAh4,143 mAh
Xperia X Compact2,700 mAh3,858 mAh
Xperia X Performance2,700 mAh3,858 mAh
XPERIA Z5 Premium3,430 mAh4,900 mAh
XPERIA Z52,900 mAh4,143 mAh
XPERIA Z5 compact2,700 mAh3,858 mAh
iPhone X2,716 mAh3,880 mAh
iPhone 81,821 mAh2,602 mAh
iPhone 8 Plus2,691 mAh3,845 mAh
iPhone 71,960 mAh2,800 mAh
iPhone 7 Plus2,675 mAh3,822 mAh
iPhone SE1,624 mAh2,320 mAh
iPhone 6S1,715 mAh2,450 mAh
iPhone 6S Plus2,750 mAh3,929 mAh
Galaxy Note83,300 mAh4,715 mAh
Galaxy Feel3,000 mAh4,286 mAh
Galaxy S83,000 mAh4,286 mAh
Galaxy S8+3,500 mAh5,000 mAh
Galaxy S7 edge3,600 mAh5,143 mAh
Galaxy S6 edge2,600 mAh3,715 mAh

急速充電について理解しておこう

一般的な充電用アダプターは出力が 5.0V / 1.0A です。このアンペア数やボルト数が大きくなると、充電速度が向上します。日常においてバッテリーがなくなった時には、出来る限り短い時間で充電を済ませたいですよね。外出先で電源がとれるのであれば、急速充電に対応したアダプターを利用することで、より高速な充電を行うことができます。

高速充電可能なアダプター

こちらのアダプターは各ポート 5.0V / 2.4A なので、一般的なアダプターを利用するよりも2倍近く早く充電することができます。急速充電に対応している機器は、概ね 2.0A ~ 3.0A の出力値を有しています。

モバイルバッテリーを選ぶ際には、出力値のアンペア数にも注目して選んでみると良いでしょう。

急速充電のデメリットとしては、スマホバッテリーへの負荷が大きくなるための劣化が早くなるとも言われています。しかしバッテリー自体の性能が年々良くなっている点と、急速充電が主流になってきているので、そこまで気にする必要はないのではないかと思っています。

モバイルバッテリーの入力値は充電スピードを左右する

モバイルバッテリーの仕様説明には、入力・出力がそれぞれ記述されています。出力側はスマホへ充電する時の電力供給量ですが、入力はバッテリー自身を充電するときにプラグから供給を受けられる電力量になります。

この入力値が小さい(1.0A)と、バッテリー自身を充電するためのスピードが遅いので気をつけてください。最近のバッテリーは大半が 2.0A なので問題ないですが、スマホ側の充電ばかり意識してしまい、バッテリー本体の充電能力について気にせず買ってしまう人が多いので、注意喚起として記しておきます。

Quick Charge 2.0 / 3.0 とは?

その名の通り急速充電の規格で、アンペア数だけでなく、電圧も 5V から最大 20V まで調整されるため、更に高速で充電することが可能になります。ただし注意点として、Quick Charge 2.0 や 3.0 を利用するには充電器が対応しているだけでなく、スマートフォン自体も対応している必要があるのです。

具体的には通常の充電速度に対し、Quick Charge 2.0 は約3倍、そして Quick Charge 3.0 は約4倍のスピードで高速充電を行うことができます。バッテリーにも依りますが、30分あたりの充電量を比較しても一目瞭然です。

recommended-mobile-battery02

もしスマホ側が Quick Charge 2.0 や 3.0 に対応していない場合は、通常のモードで充電が行われます。現状、ようやく 2.0 に対応する機種が増え始め、規格上 3.0 は定義されているものの、2016年6月28日現在、各携帯電話のキャリアから販売されているスマホで対応している機種はありません。

ただ、この Quick Charge は下位互換しているので、Quick Charge 3.0 に対応している充電器を使用して、スマホが Quick Charge 2.0 に対応している場合は、2.0 として充電が行われます。

iPhone は残念ながら Quick Charge 2.0 に対応していません。現状、Android のみが恩恵を受けられる機能となっています。ちなみに、XPERIA は Z3 以降、Galaxy は S6 Edge 以降が Quick Charge 2.0 に対応しています。

急速充電に対応したケーブルを選ぶ

急速充電を行うには、相応のアンペア数に耐えられるケーブルを用意する必要があります。おすすめのケーブルについては、僕が使っているケーブルを前に紹介しているので、そちらのページを参照ください。

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それではここからモバイルバッテリーの紹介となります。

複数回充電可能な大容量バッテリー

【おすすめ】Anker PowerCore II Slim 10000mAh

製品仕様
  • バッテリー容量 ……… 10,000 mAh
  • 重量 …………………… 約 210g
  • サイズ ………………… 約 137 x 66 x 16 mm
  • 入力 …………………… 5V = 2A, 9V = 2A
  • 最大出力 ……………… 5-6V = 3A, 6-9V = 2A, 9-12V = 1.5A
  • USB ポート数 ………… 1つ

まず紹介するのは、リーズナブルな値段なのに品質が高い Anker(元Google社員が作った会社)の製品です。iPhone 8 であれば3.5回以上、XPERIA XZ1 でも2回以上のフル充電が可能です。あれこれ迷うなら、これを買っておけば間違いなしと言える製品です。

Power IQ 2.0 とは Anker 独自の急速充電を行う仕組みで、製品に応じた最適な環境で充電できます。スマートフォンも大画面化が進みバッテリー消費量が大きくなっている昨今、急速充電は必須であり、このような機能があるのと無いのでは、充電完了までの速度が全く異なります。

もう少し詳しく知りたい方は Anker 公式サイトをご覧になってください。

Anker | PowerIQ™

おすすめポイント
  • バッテリーはセル(蓄電池の部分)は安心できるパナソニック製
  • 最大出力 3A とパワフル
  • 10,000mAh を超える容量で 210g の軽さ
  • 独自規格 PowerIQ 2.0 に対応
  • 18 ヶ月の製品保証

Anker の製品には PowerIQ とは別に、独自技術 VoltageBoost の機能がついています。これはケーブルの抵抗値を検知して、電圧の調整を行ってくれます。普通に使っていても、あまり有り難みを実感することのない機能ですが、細部まで気が利いた良い機能なのです。

また、18 ヶ月の製品保証があるため、万が一何かあっても1年半の長期保証がついているので安心して利用できます。もし期間中に不具合が生じた場合は、Anker のカスタマーサポートへ連絡すれば、きちんと対処してくれます。

保証がしっかりしているのは、メーカー選びのポイントの1つになりますからね。ちなみに Amazon で購入する場合は、公式ショップである AnkerDirect から購入した場合に限りますので、その点はお気をつけください。

Anker PowerCore II 20000

製品仕様
  • バッテリー容量 ……… 20,000 mAh
  • 重量 …………………… 約 369g
  • サイズ ………………… 約 170 x 62 x 22 mm
  • 入力 …………………… 5V ⎓ 2A, 9V ⎓ 2A
  • 最大出力 ……………… 5V ⎓ 3A, 9V ⎓ 2A, 12V ⎓ 1.5A, 5V ⎓ 2.4A
  • USB ポート数 ………… 2つ

前項の製品よりも容量が倍になった 20,000mAh の超大容量バッテリーです。先程は持ち運びを考慮しての紹介でしたが、単純にバッテリー容量が大きいものを求めている人には、こちらのほうがコストパフォーマンスに優れています。

基本的な作りや性能は、PowerCore II 10000 と同じです。

おすすめポイント
  • バッテリー残量を8段階で確認できる
  • バッテリーはセルはパナソニック製
  • 最大出力 3A とパワフル
  • 2台同時充電に対応
  • 20,000mAh を超える容量で 5,000円以下 の低価格
  • 超大容量バッテリーで軽量化を実現
  • 独自規格 PowerIQ 2.0 に対応
  • 18 ヶ月の製品保証

もしノートパソコンの充電用にも使いたくて、大容量バッテリーを探しているのであれば、出力の大きな Power Delivery に対応した USB Type-C が付いた製品が必要になります。

バッテリーだけでなく 3,000 円相当の Quick Charge 3.0 に対応したアダプターも付いてくるので、値段は決して高くありません。26,800mAh の大容量でありながら Power Delivery 対応により、バッテリーのフル充電が 4.5 時間で終わってしまうのも大きな特徴です。

cheero Power Plus 3 10050mAh

製品仕様
  • バッテリー容量 ……… 10,050 mAh
  • 重量 …………………… 192g
  • サイズ ………………… 92 × 62 × 23mm
  • 入力 …………………… 5V = 2A
  • 最大出力 ……………… 5V = 2.4A(最大)
  • USB ポート数 ………… 2つ

日本のモバイルバッテリーメーカー cheero の製品です。AUTO-IC 機能とは cheero 独自機能で、接続した端末に応じて最適な電流で充電する仕組みです。Anker の Power IQ と似たような機能だと理解しておけば大丈夫です。

この製品は目立つような機能はありませんが、急速充電にも対応している上、Anker に対抗すべく価格が抑えられているのが魅力的です。

おすすめポイント
  • バッテリー残量を4段階で確認できる
  • バッテリーはセルはパナソニック製
  • 最大出力 2.4A で急速充電対応
  • 2台同時充電に対応
  • 10,000mAh を超える容量で 2,300 円前後の低価格
  • 独自規格 AUTO-IC に対応
  • 製品保証は1年間

中規模サイズのバッテリー

続いて、10,000mAh も要らない、スマートフォンが1回フル充電できる、軽くてコンパクトなモバイルバッテリーを求める方へおすすめの製品を紹介しましょう。

cheero Slim 5300mAh

製品仕様
  • バッテリー容量 ……… 5,300 mAh
  • 重量 …………………… 140g
  • サイズ ………………… 約 122 × 62 × 10 mm
  • 入力 …………………… 5V = 2A
  • 最大出力 ……………… 5V = 2.4A
  • USB ポート数 ………… 1つ

1cm の薄さで、バッグの内ポケットに入れても邪魔になりません。5,000mAh あれば、どのスマートフォンであっても1回分以上のフル充電が可能です。機種によっては2回以上の充電が可能です。

性能は前述の cheero の製品と同じです。

おすすめポイント
  • 暑さ 1cm のスリムモデル
  • 2,000 円を切る低価格
  • 独自規格 AUTO-IC に対応
  • 製品保証は1年間

一昔前は主流であった 5,000mAh のモバイルバッテリーですが、バッテリー容量に対して全体的に軽量化が図られたため、今ではこの容量のクラスでもコンパクトサイズと呼ばれる程になりました。

Anker PowerCore Slim 5000

製品仕様
  • バッテリー容量 ……… 5,000 mAh
  • 重量 …………………… 118g
  • サイズ ………………… 約 126 × 64 × 10 mm
  • 入力 …………………… 5V = 2A
  • 最大出力 ……………… 5V = 2A
  • USB ポート数 ………… 1つ

容量・サイズ共に cheero と似ていますが、最大のポイントはスマートフォンと重ね持ちが出来るように片面がフラットに設計されている点です。外装がシリコン素材なので、スマートフォンが傷付くこともなく、一緒に持っても滑らない特徴があります。

おすすめポイント
  • 暑さ 1cm のスリムモデル
  • 滑らないシリコン素材を採用
  • スマートフォンと重ね持ちが出来る
  • 重量 118g と最軽量級
  • 18 ヶ月の製品保証

5,000mAh 以下のコンパクトバッテリーは減少傾向

各社、企業努力により本体の軽量化に成功したことで、5,000mAh や 10,000mAh のモバイルバッテリーでも、十分に持ち運びに耐えられる重量となりました。

そのため、小さなサイズのモバイルバッテリーは需要が減り、ほとんど新商品が出なくなってしまったのが現状です。それでも 100g を切る超軽量タイプのバッテリーは存在しています。

携帯性を重視して、本当に困った時に充電できれば十分だと思う人にはちょうど良いモデルです。

cheero Power Plus 3 stick 3350mAh

製品仕様
  • バッテリー容量 ……… 3,350 mAh
  • 重量 …………………… 70g
  • サイズ ………………… 直径 24 mm × 101 mm
  • 入力 …………………… 5V / 1.3A
  • 最大出力 ……………… 5V / 1.0A
  • USB ポート数 ………… 1つ

パンツのポケットに入れても気にならないサイズと重量。携帯性に特化したものなので、性能面ではあまり誇れる点がありません。バッテリー容量については、最初の方の一覧にもある通り、3,350 mAh では1回分にも満たない機種があることに注意してください。

懸念点としては出力が 1.0A しかないため、急速充電には対応していません。とは言え 70g の軽さに勝るものはないので、重視する点をどこに置くかで選ぶようにしましょう。

持ち運びに適したモデルは 200g 以下

モバイルバッテリーは自宅で使うものではないので、カバンに入れて持ち歩いても重量が気にならないものを選ぶと良いでしょう。ただ実用性を伴わないと、ただの荷物になってしまいます。

軽さを求めるなら 5,000mAh、そして頻繁にモバイルバッテリーを充電するのが手間であれば 10,000mAh を選ぶのがおすすめです。重量は 200g 前後であるため、そこまで重いと感じることはありません。

利用環境によって選び方は様々なので、ご自身にあったものをお選びいただければと思います。

では最後に Amazon と楽天の人気ランキングを掲載しておきます。

僕が選んだ製品は性能重視なので、Amazon ユーザーが好む製品の紹介となりましたが、楽天にはデザイン性に富んだバッテリーも多数揃っています。違う観点から、自分の用途にあった製品をぜひ見つけてください。

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元システムエンジニアから、個人事業主として独立。Web サイト運営、動画制作など活動の場を広げています。このブログでは、困ってたどり着いた人に、分かりやすく答えを提供できるように心掛けています。

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