UFJ 銀行の通帳に「合計記帳」として扱われた明細を無料で発行してもらうための手続き方法
三菱 UFJ 銀行の口座通帳にて、しばらく記帳せずそのままにしておくと、特定期間の明細がまとめられてしまいます。その状態で通帳記帳すると、次のように「合計記帳」として、支払金額と預かり金額の2明細が印字されます。
これらの明細について、銀行にて手続きをすることで合算前の明細が入手できます。僕が実際に手続きを行ってみたので、その具体的な手順を紹介します。
合計記帳の明細発行について
書面での明細を発行してもらえる
三菱 UFJ 銀行の場合、銀行に直接行かなくても、銀行口座の支店へ直接電話して発行手続きが行えます。詳細は公式サイトにも掲載しています。
上記リンク先では、eco 通帳を発行するような書き方をしています。実際は eco 通帳でなくても書面での明細を受領できます。では、その手順をご覧ください。
明細の発行料金について
無料で発行できます。ただし手続き方法により、依頼日から明細を入手するまでの期間が異なるので、その点はご注意ください。
合算記帳された明細の発行手続き方法
手続き方法は電話での依頼、もしくは銀行窓口にて対応してもらえます。
電話で手続きする場合
- 対象口座の支店に直接電話
- 音声案内で「その他の手続き」に進む
- 合算記帳分の明細発行を依頼
- 本人確認
- 後日、郵送にて届く
電話手続きの注意点が1つ。最終受付を行員の担当者が行うため、窓口の営業時間内に電話をかける必要があります。電話番号は公式サイトから確認できます。
最初は音声案内により処理されます。メニュー案内で「4」のその他の手続きに進みます。コールセンターの担当につながったら、合算記帳分の明細発行の依頼をします。ここから別の担当者へ電話が転送されます。
もし混雑してすぐに担当者につながらない場合、その担当者から折り返し電話があります。電話口で長時間待つ必要はありません。(時間帯によって最初のコールセンターへつながるまで待たされることはあります。)
担当者へ伝える情報は、口座番号、住所、氏名、電話番号です。これで本人確認が完了します。そして通帳に合算記帳が記された日付と、合算記帳される前の最後の明細の日付を伝えれば手続完了です。
明細は郵送にて送られ、発行手続きから手元に届くまで約1週間を要します。
郵送先は口座の登録住所です。引っ越し等で住所が変わっている場合、先に住所変更手続きを行いましょう。
もし急ぎの場合、直接 UFJ 銀行の窓口にて手続きを行うことで、翌営業日以降の発行が可能です。コールセンター経由での依頼と比べると、早く明細が入手できます。
銀行の窓口で手続きする場合
まず電話手続きと違い、以下の持ち物が必要です。
- 通帳
- 本人確認書類(運転免許証や保険証など)
印鑑は不要。ただし通帳に登録された住所と本人確認書類の住所が異なる場合、住所変更手続きが必要になり、そこでは印鑑が必須です。
窓口での手続きの流れは次の通りです。
- 支店窓口で合算記帳分の明細発行を依頼
- 預金取引推移発行依頼書を記載して提出
- 本人確認
- 明細の受取方法の確認
近くの UFJ 銀行の支店窓口へ出向き、受付で合算記帳の明細発行依頼である旨を伝えます。預金取引推移発行依頼書なる紙が渡され、そちらに住所や口座番号、そして合算記帳された日付の情報を記載し窓口へ提出します。
記載方法が分からなくても、行員の方が丁寧に教えてくれます。
依頼書を提出すると、受取方法を確認されます。運が良いと即日発行されますが、基本的には翌営業日以降の発行が前提であると考えてください。(銀行の混雑状況によって変わるそうです)
翌日以降の受取の場合、窓口もしくは郵送を選択できます。すぐに必要であれば窓口での受取を選びましょう。時間に余裕がある方は、郵送手続きをしたほうが再び銀行へ行く手間を省けます。
これで合計記帳の明細発行手続きは完了です。
参考
みずほ銀行における「未記帳分合算」の明細を発行する手続方法を、別の記事で紹介しています。こちらも参考までに。
以上、UFJ 銀行における合計記帳の明細発行手続きの方法でした。