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GoPro 水中撮影用グリップはハンドラーが一番使いやすかった【レビュー】

更新日: 公開日:2019/08/15
THE HANDLER

僕が GoPro を購入したきっかけは、シュノーケリングやスキューバダイビングでの動画撮影でした。映像は期待通りの良いものが撮れたのですが、撮影後にグリップ内に水が入っていることに気付きました。

安く買えるアクセサリーセットに付属していたものを使っていたので、品質がいまいちなのは致し方ありません。

水中用ハンドグリップ

それでも水には浮いてくれました。ただグリップ内に溜まった水を抜くのが大変で、このまま使い続けたら GoPro が海中に沈んでしまうのではないかと不安になりました。

そこで購入したのが、純正アクセサリーの THE HANDLER です。

結果を先に言ってしまうと、使い勝手は良好でとても満足度の高い製品でした。

THE HANDLER の特徴

水に浮く!しかもわかりやすい

フローティンググリップなので、浮いてくれないと話にならないのですが(笑)持ち手のオレンジ部分が目立つので、水上からどこにあるか簡単に見つけられます。

水に浮くハンドラー

ゴムバンドで手首を締めておけば、手から離れないようにすることも可能です。それでも両手をあけたい場合に、そのまま浮かばせておくといった使い方もできます。

遠くに流されていってもブイのようにプカプカと浮遊しているので、GoPro が沈んでしまう心配は一切不要です。グリップ内部に水が入るようなこともありません。

水にプカプカ浮くハンドラー

持ちやすいグリップ形状

アクセサリーセットの安物グリップは筒状ですが、このハンドラーは手前側がフラットな形状をしています。そしてマウント装着部分が斜めになっているのも大きな特徴です。泳ぎながら撮影するときに、この斜め具合が良い感じになります。

ハンドラーを手に持った状態

太めのグリップで、密度のあるウレタン素材で全体が覆われています。どんな持ち方をしてもしっかりと持てるので、安心感があります。

ハンドラーグリップ拡大

クイックリリースのマウントが便利

GoPro で撮影するときは水中用グリップだけでなく、ヘッドマウントやチェストハーネス、吸盤付きマウントなど、撮影状況に応じて付け替える機会も多いです。基本的にはクイックリリースのマウントで付け外し出来るので、ハンドラーもそれに合わせた作りになっています。

ハンドラーのクイックリリース部分

ポイント

旧バージョンのハンドラーはネジ止め式だったので、ここはかなり評価できる改善ポイントです。

大きいのに軽い

ハンドラーの全長は約 17cm ですが、グリップだけの重量は 75g ほど。水中で使っていると浮力があるので重さが影響することは全く無いですが、ここまで軽くて大きさがあると、少し高い波が来ても水中に沈み込まずに浮き続けます。

水中での使いやすさがきちんと考えられた、細かい部分まで考慮された作りになっているのが嬉しいですね。

【総評】もっと早く買っておけばよかった

THE HANDLER

もう安物グリップには戻れない

一度は安物グリップで水中撮影をしましたが、グリップに浸水するリスクを踏まえると、もう二度と使いたくないと思うのが正直なところです。

THE HANDLER

とりあえず安いアクセサリーセットのグリップを使ってみるのもありですが、品質はイマイチなことを理解した上で利用してください。

純正は値段が高いが相応の出来栄え

GoPro の純正品は基本的に値段が高いです。サードパーティー製の互換品も数多く販売されているので、その中から選ぶのも方法の1つです。僕自身も互換品アクセサリーを使っていますが、ハンドラーに限らずダイブハウジングやバッテリーは純正品です。

純正品を使うメリット
  • プラスチックパーツが割れにくい
  • マウント部分の作りが丈夫
  • バッテリーの持ちが良い
  • 全体的に品質が高い

僕が純正品を選ぶ基準は、本体の故障の原因につながるかどうかで判断しています。そして消耗品として割り切れるもの、買い直すのにストレスを感じないものは互換品を購入しています。

それでも純正品は値段だけでなく作りもしっかりしているので、予算的に折り合いがつくのであれば、互換品よりも純正品を選んだほうが満足度は高いと思います。

純正品の安心感

水深が浅い場所でも、水中に落としてしまったら見つけるのは大変です。もしかしたら落としてしまうかも、互換品だと危ないかも、そんな心配が少しでもあるなら純正品を使いましょう!

GoPro での水中撮影は、癖になるほど夢中になってしまいます。酸素ボンベを背負わなくても、シュノーケリングだけでこのようなシーンが撮れることもあります。

奄美大島のウミガメ

この画像は奄美大島で撮影した動画から切り出したものです。

不安材料が無ければ、あとは海での撮影を楽しむだけ!

最初はグリップなんて何でも良いだろうと思っていましたが、意外な盲点でした。間違いなく買って後悔しないアクセサリーなので、興味がある方は下記リンクから詳細をご覧ください。

最後に、水中撮影するにあたり様々なアクセサリーを購入しています。その中で使ってみて便利だと感じたもの、買ってよかったと感じたアイテムについて次のページでまとめています。ぜひこちらも参考にしてください。

以上、GoPro 水中撮影用グリップ THE HANDLER の紹介でした。

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このブログの運営者

NJ

元システムエンジニア。ガジェットのレビューや、パソコン・スマホ操作のノウハウをブログで発信。現在は個人事業主として独立。Web サイト運営、ポップデザインや動画制作など、パソコンでモノづくりをしている。

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