Vemico GoPro Hero 9 互換バッテリー使ってみた。性能の検証&レビュー!

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Vemico GoPro Hero 9 互換バッテリー レビュー

GoPro は小型で軽量であり、持ち運びやすい。そのまま水中に入れて撮影もできる利便性の高さから、旅行用の撮影機材としても存分に活躍してくれるカメラです。

ただ一日を通して撮影し続けると、どうしても付属のバッテリーだけでは足りなくなってしまいます。旧バージョンは予備バッテリーが 2,000 円ほどで買えたものの、GoPro Hero 9 では規格が変わり容量も増えて、バッテリーの実売価格は 3,500 円と割高に。

予備バッテリーは正規品を使うのが理想ではあるものの、コストが掛かるとアクションカメラの手軽さのメリットが失われてしまうような気がしてなりません。そこでコストを抑えるために、安く入手できる互換バッテリーを使ってみて、実用に耐えうるかどうかチェックしていこうと思います。

今回紹介する商品はこちら。

3個セットで充電器も付属するのに、販売価格は 5,000 円以下。オレンジ色のカラーが特徴的な中華系メーカー Vemico の互換バッテリーです。

なお同レビューは、Vemico 社より商品提供いただき実施しています。

Vemico の互換バッテリーの性能を検証

GoPro Hero 9 と Vemico 互換バッテリー

互換バッテリーはカタログスペックが参考にならない場合が多いので、実際に使ってみた結果をご覧ください。

限界まで通常動画撮影

テスト環境およびテスト内容は次の通り。

  • 室温20℃
  • 解像度は 4K 30fps
  • バッテリーが切れるまで連続実行
  • 高温停止時は時間を置いて撮影継続
  • フロントモニター表示
  • モニターのスクリーンセーバーは2分

結果

Vemico バッテリー純正バッテリー
バッテリー容量1,800mAh1,720mAh
熱停止なし1時間30分で発生
トータル撮影時間1時間21分33秒1時間39分28秒

Vemico のバッテリーでは81分の撮影が行われ、バッテリーが切れるまで熱停止は発生せず。純正バッテリーでは90分を超えた辺りで、高温により強制停止。そこからしばらく放熱し、再び撮影し直してトータル撮影時間は100分ほど。

限界までタイムラプス撮影

テスト環境およびテスト内容は次の通り。

  • 室温18℃
  • 1秒間隔でタイムラプス撮影
  • 解像度は 4K 30fps
  • バッテリーが切れるまで連続実行
  • 保存された動画データから撮影時間を推測

結果

Vemico バッテリー純正バッテリー
バッテリー容量1,800mAh1,720mAh
撮影データ6分25秒7分38秒
連続撮影時間3時間12分3時間49分

結果的に撮影時間は30分ほど違いが出たものの、タイムラプス撮影でどちらも連続3時間の撮影が行えた点は評価ポイントです。これだの時間撮影できれば、様々なシーンで撮影が可能です。

互換バッテリーの性能は必要十分

表向きは互換バッテリーのほうが容量は大きくても、最適化された純正バッテリーのほうが基本性能が高いのは一般的です。これは GoPro に限らず、他の製品における互換バッテリーにも言えます。どれだけ純正バッテリーに近いパフォーマンスを出せるか、それが互換バッテリーの評価ポイントです。

僕の中では、純正の8割以上の性能が出ていれば、サードパーティー製のバッテリーとして十分だと思っています。Vemico の GoPro 互換バッテリーは、実測値で純正の 80% ~ 85% くらいのパフォーマンスを発揮してくれました。

この結果であれば、性能面の評価は合格です。

利用する予定の撮影環境下において、少しでも長い連続撮影時間を求めるならば、純正バッテリーのほうが使いやすいかもしれません。一方でバッテリー交換する余裕がある環境であれば、予備バッテリーが複数個あったほうが便利です。

性能は100点満点ではなくても、たくさんのバッテリーを少ないコストで準備する。その需要を満たしてくれるのが、互換バッテリーの役割だと思っています。

充電器の使い勝手が良い

Vemico GoPro Hero 9 バッテリーの内容物

この Vemico に付属する充電器は、3つ一気にまとめて充電できるタイプです。しかも、おまけ程度の充電器かと思いきや、なかなか良い感じでした。

3連の充電器は長時間撮影の味方

3つ同時充電できる Vemico 充電器

3つのバッテリーを一気に充電できるだけでなく、純正バッテリーが混在していても問題なく充電が行われます。給電端子は USB-C で各 700mA の出力があります。それぞれ個別に充電状況を把握。充電中はインジケーターが赤く点灯し、満充電になると緑に変わります。

Vemico 充電器のインジケーター

充電する電力が弱いと、100% 近く充電されていても LED が赤から緑に変わらない場合があります。充電時間が長すぎると感じたら、インジケーターが赤いままでも充電を終えたほうが、バッテリーにも負荷が掛からず長持ちします。

ご覧の通り、この充電器にはふたが付いているため、そのままバッテリー用ケースとして持ち出せます。ふたは爪で引っ掛かっていて、鞄の中で勝手に開くこともありません。表面はマットな仕上がりで、サラサラした肌触りなのも好印象です。

Vemio GoPro Hero 9 充電器

充電器が不要であれば、付属のバッテリーケースで運用する方法もあります。バッテリーを丸裸で持ち歩くのは抵抗があるので、このようなケースが付属しているのも嬉しいですね。

Vemico 付属のバッテリーケース

複数バッテリー運用の工夫

複数の予備バッテリーを使うとき、皆さんはどのように管理していますか?使用前の満充電のバッテリーと、使用後の空のバッテリーを分ける方法が一般的だと思うのですが、僕は使用するバッテリーに偏りが生じないように番号を振っています。

予備バッテリーに番号を振って運用

純正バッテリーがなくなったら予備の1番。そして2番、3番と、必ず決まった順番でローテーションしていきます。全て同じ頻度で使えば、1本だけ極端に劣化することもなくなり、常に同じ数のバッテリーが用意してある状態を保てます。

GoPro Hero 7 の時も、必要な分を一気に購入してローテーション運用をしたおかげで、今でもバッテリー買い換えることなく HERO 9 のサブ機として活躍しています。

2021年でもサブ機として活躍する GoPro Hero 7

GoPro 旧バージョンの純正バッテリーは安くて、複数用意しても財布に優しかったのに、新バージョンで値段が 1.5 倍以上になってしまったのは残念でなりません。

総評

  • 基本性能は純正の 85% と合格圏
  • 3本同時充電の充電器が使いやすい
  • オレンジのカラーが良い感じ
  • 価格が安い

GoPro の互換バッテリーを販売しているメーカーは他にもありますが、Vemico は日本だけでなくアメリカやヨーロッパ圏でも販売実績があるメーカーです。他にも Canon の LP バッテリーや、SONY の NP バッテリーの互換品もラインナップされています。

コスパ優先で選んで間違いなし

GoPro Hero 9 に付属する純正バッテリーと予備バッテリー3つあれば、様々な環境で柔軟に対応できます。純正と互換が混在していても、ほとんど気にならないのが正直な感想です。バッテリーがなくなったタイミングや、これから長回しが見込まれるタイミングで交換するだけ。

余程のこだわりがなければ、互換バッテリーを選ぶのがコスト面での最適解なのかもしれません。もしこの Vemico と同じ構成を純正のアイテムで揃えようとすると、バッテリー1本+充電器のセット、更にバッテリー2本を購入して 14,000 円くらい掛かってしまいます。

一方、今回紹介した Vemico のセットであれば 5,000 円でおつりが来ます。お試しで買ってみるにも十分満足できる価格帯です。オレンジ以外にも、純正に近い黒いラベルで覆われたバージョンが用意されています。

個人的には Vemico の製品だと一目でわかる、オレンジ色のバッテリーがお気に入りです。

更に、予備バッテリー3本もいらないユーザー向けに、更に価格を抑えた2本セットも用意されています。ただし充電器が収納タイプではありません。(レビュー数から、3本セットで購入している利用者のほうが多いと推測されます。)

僕の用途においては、純正か互換かを意識する機会はまったくありませんでした。バッテリーがなくなったら交換、そして次の撮影と、流れ作業の中に互換バッテリーが存在しているだけです。現状は予備バッテリーが増えたおかげで、GoPro の使い勝手が良くなったというのが率直な感想です。

GoPro Hero 9 の予備バッテリーとして、十分おすすめできる製品です。更に詳しい内容は、商品リンク先からご確認ください。

以上、Vemico の GoPro Hero 9 互換バッテリーの紹介でした。

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このブログの運営者

NJ

元システムエンジニア。個人事業主として独立して Web サイト運営、ポップデザインや動画制作など、パソコンでモノづくりしています。

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