モバイルモニターに最適なスタンドを見つけた。サンワサプライのタブレットスタンドをレビュー

更新日: 公開日:2020/12/14
サンワサプライのモバイルモニター用スタンドをレビュー

薄い。持ち運べる。USB-C ケーブル1本で接続できる。

サイズ感のコンパクトさから、ノートパソコン用のサブモニターとしても人気のあるモバイルモニター。主流サイズは 15.6 インチで、簡単に作業領域を拡張できるのが最大の魅力です。

モバイルモニターの弱点

姿勢が悪くなりやすい

これはノートパソコン利用時にも言えることですが、どうしても視線が下がり気味になります。集中すればするほど前のめりになり、気付いたら首の後ろの筋肉は伸びて猫背になる。こんな姿勢が悪い状態でパソコン作業していたら、首こりや肩こり、腰痛になるのも当然です。

ノートパソコンとモバイルモニターを並べた環境

デスクトップ環境であっても、姿勢が悪くなるきっかけは同じ。

モニターの位置が原因で目線が下がると、疲れやすくなります。理想は座った状態から真っ直ぐ、もしくは少しだけ下向きの視線になるように姿勢を維持。そうすると長時間同じ姿勢で作業しても、体への負担が少なくなります。

Lepow Z1 を使う様子

せっかく外部モニターを接続して作業環境の改善を試みたのに、それが原因で疲れやすくなっては本末転倒です。

スタンドを使って問題解決

そこで導入したのが、サンワサプライのスタンド。最大 22.5cm まで対応しているため、15.6 インチのモバイルモニターにピッタリ。高さもあって、目線を上げる効果が得られます。

モバイルモニターにピッタリのタブレットスタンド見つけた!

タブレットスタンドとして販売されている製品ですが、これはもはやモバイルモニターが最適解じゃないかと思わせるほどのジャストサイズです。

2ヶ月ほど使い込んで、このスタンドの良し悪しも十分わかったところで、レビューついでに紹介していきます。

サンワサプライ タブレットスタンドの使用感

僕がこのスタンドにたどり着く上で、求めていた条件がいくつかあります。

  • モバイルモニターが置ける(挟める)
  • 高さが得られる
  • 縦横の回転が簡単
  • 設置場所を取らない

中華製スタンドもいくつか候補に挙がったものの満足するに至らず、最終的に選んだのがサンワサプライのスタンド。購入当初はそこまで期待していなかったものの、結果的に求めていた製品が手に入って大満足です。

良かったところ

  • モニターが理想の高さになる
  • 挟み込み式で安定感がある
  • ノート PC のデュアルモニター用に最適
  • 縦長にモニターを設置しても快適

微妙なところ

  • 高さはあるけど低くできない
  • ケーブルホルダーが使いづらい

モバイルモニターの高さを稼ぐスタンド

ノート PC のデュアルモニターがベストな使い方

デュアルモニターは、左右に並べるだけが最適な用法ではありません。このようにスタンドを使えば、上下に並べたデュアル化が可能になります。

ノートパソコンを上下でデュアルモニター化

しかも上段に設置したモバイルモニター側をメインにすれば、基本的に視線は上を向いたまま。下段のノートパソコン側の画面は、メールアプリやチャットツールのような、常に見ているアプリではないけれど画面上に表示させておきたものを配置すると作業しやすいです。

またモニターを横並びにするよりも、目線の移動距離が短くなります。首をそんなに動かさなくても情報が目に入るので、肉体的なストレスも軽減します。

狭いスペースでデュアルモニターを構築できる

急に在宅勤務になって、パソコンでのテレワークが始まった!家にパソコンを常設できるような場所がなく、外部モニターも使いたいけど諦めるしかない。と、家の空きスペースでパソコン作業をしている人に、おすすめできる構成がこれ。

狭いスペースでもデュアルモニターにできる

撮影に用いたのは 70cm 幅のキャンプ用テーブル。マウスを使う場合でも幅 50cm ほど、奥行きはノートパソコン2台分くらい確保できれば、簡単にデュアルモニター環境が構築できます。

ここでモバイルモニターの本領を発揮するわけですが、最新のパソコンであれば外部モニターと接続するのは USB-C ケーブル1本だけ。必要な電源は、ノートパソコンの給電用アダプターのみです。

モバイルモニターとノートパソコンは USB-C ケーブル1本でつながる

一般的なパソコン用モニターと異なり、スタンドから外せばコンパクトに収納できるのも、モバイルモニターの利点です。

スタンドの本体サイズ

サンワサプライ タブレットスタンドのサイズ

本体は 15cm x 15cm のスペースに収まります。スタンド部分の最短距離(地面からホルダーの中央まで)は 30cm とやや高め。実際にモバイルモニターを設置すると、底面部分まで高さ 18cm ほどになります。

前述のようなノートパソコンと上下でデュアルモニターにする場合、13 インチから最大 17 インチのノートパソコンでも同じように設置できます。なお、スタンドの高さが調整できる範囲は約 16cm です。

しっかりしたホールド力

こういった類のスタンドは、単にタブレットを置くための支えだけがある製品もあります。その場合、横幅が大きい製品を置いたときの安定性が全くありません。モバイルモニターのような大きなものを支えるには、挟み込む仕様のほうが使いやすいです。

サンワサプライのスタンドにモバイルモニターを挟んだ状態

ホルダー部分はバネ式で、内側に向かって挟み込む圧が掛かっています。よくあるスマホホルダーと基本構造は同じ。そこで気になるのがバネ圧です。最大まで広げた状態だと、モニターに掛かる圧力が大きすぎるのではないか?

その辺りが気になってしまい、なかなか挟み込む手法の製品を選びにくい性分なのですが、この製品に限っては心配無用でした。強すぎず、弱すぎずの絶妙な加減で調整されています。このように手で広げてみても、そんなに力は要りません。

サンワサプライのスタンドを手で引っ張って広げる

かと言ってホールドする力が弱いわけでもなく、このまま 90° 回転させてモニターを縦配置しても、ずり落ちることなく利用できます。

角度調整の自由度が高い

前後の角度調整幅は 180° 以上、左右の調整幅は 360° の驚異的な可動範囲。通常モニターは下側が手前、上側が奥になるように角度を付けて設置すると思いますが、少しだけ上側が手前に来るような角度でも設置が可能です。

背面から見たスタンドの角度がついた状態

つまりモニターを視線より高い位置に設置する場合でも、モニターが見やすくなるように角度調整できるということ。角度調整範囲が広いと、設置位置の自由度も高くなります。

大型ノートパソコンとの組み合わせでデュアルモニター化を検討しているなら、見下ろすような感じでモバイルモニターを設置できるようになるので、想像以上に使いやすいと思います。

なおモニターの自重で勝手に角度が変わることもなく、一度バシッと位置を決めたら、そのままきちんとホールドしてくれます。なお前後の動きに関しては、付属の六角レンチで固く締め上げることも可能です。

タブレットと相性抜群なのは当たり前

製品名の通りタブレットを付けたらどうなるのか、試してみた結果がこちら。Amazon の Fire HD 8 を挟んでみました。

サンワサプライのスタンドにタブレットを装着

何か良い感じ。

土台が安定しているので、このまま画面をタップしてもスタンドが動くことはありません。横にして映画を見るのも高さが丁度いい。さすがタブレット用スタンドとして売ってるだけあります。なお高さは一番低い状態です。

この状態でキッチンに置いておけば、レシピを見るのに丁度いいんじゃないか?と気付いてしまったので、もう1台買い増しするかもしれません。しばらく試してみて、使い心地が良ければ改めて使用レポをアップします!

ケーブル周りの処理は微妙

スタンド部分には上下に動かせる、微妙なケーブルホルダーがあります。何が微妙か。ホコリが目立ちやすく、太めのケーブルには対応していない点。

ケーブルホルダーを利用した状態

タブレットの充電用ケーブルを想定すれば、この程度のホルダーがあれば十分です。モバイルモニターの場合、接続する端末によっては USB-C ケーブルと HDMI ケーブルの2本必要になり、ホルダー1つでは足りません。

そこで僕が利用しているのが、ベルクロ式のマジックバンドです。支柱に巻きつけると、配線周り綺麗にまとめられるのでおすすめです。

土台にはケーブルを通す穴があって、底面にケーブルを通せる溝が用意されているものの全く使い物になりません。

サンワサプライ タブレットスタンドの底面

ケーブル幅より太い溝。遊びがあるせいで、土台を移動するたびケーブルが溝からずれてしまうストレス。そもそもケーブルを土台に通した時の見栄えが微妙だと思いませんか。

土台にケーブルを通した様子

デスクトップ環境との相性も Good

モバイルモニターを、デスクトップ環境におけるサブモニターとして利用する場合も、このスタンドが効果的に機能します。

横置きするとこんな感じ。

デスクトップ環境とモバイルモニター横置き

縦置きでも使いやすいです。

デスクトップ環境とモバイルモニター縦置き

僕の用途として、スマホアプリの動作確認時にモニターを縦にしています。左側にあるメインモニターは 31 インチ 4K モニターなので、モバイルモニターを縦置きにすると、そのまま横に作業領域が広がる感じになります。

縦置きしても高さを出せるのが、このスタンドの魅力の一つです。思いっきり高さを出すと、これくらいまで伸ばせます。(ここまで高くして使う機会はありませんが。)

スタンドの高さを出した状態

その他の特徴まとめ

  • スタンドは金属製で剛性感あり
  • スタンド裏はゴム足で安定する
  • ホルダー部分はゴムパッドがついている
  • ホルダーの挟む部分は穴が空いているため、タブレットを挟んでも充電用ケーブルを通せる
  • モニターを低い位置に設置したい人には不向き

この製品は高さを出すためのスタンドゆえ、デスク面ギリギリの高さにモニターを設置したい用途には向いていません。15.6 インチのモバイルモニター設置時は、一番低くしても高さ 18.5cm です。

総評

導入当初はモニター位置が高すぎるような気がしていたものの、この高さで慣れてしまうほうが体への負担が少なくなると分かり、結果的には想定以上の使い心地を得ることができました。モバイルモニター用途には「買い」のアイテムであることは間違いなく、タブレット用であっても、かなり使いやすいのではないかと思います。

挟み込む力が程よく強すぎないホルダーに、回転や角度調整も思いのまま。僕のようにモバイルモニター専用スタンドを探している人には、是非おすすめしたいアイテムです。

公式サイトにも様々使い方の写真が掲載しているので、そちらも参考にしてください。

最後に、僕が使っているモバイルモニターがこれ。発色がやや青寄りですが、安価で「とりあえず」の1枚として導入するには丁度いいモニターです。

Nintendo Switch 等のゲーム用モニターとしても使えます。モニター単体でもレビューしているので、興味のある方はこちらもどうぞ。

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このブログの運営者

NJ

元システムエンジニア。個人事業主として独立して Web サイト運営、ポップデザインや動画制作など、パソコンでモノづくりしています。

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