Surface Pro 9 完全レビュー&機能紹介!Surface 歴5年 使って分かったメリット・デメリットを初心者にもわかりやすく伝える

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Surface Pro 9 完全レビュー&機能紹介!Surface 歴5年 使って分かったメリット・デメリットを初心者にもわかりやすく伝える

Surface Pro シリーズを使い続けて5年が経過しました。

主な用途はパソコンとして、Web 閲覧時はタブレットとしても利用。仕事のアイデア出しには、Surface ペンでノートのように手書きすることもあります。高性能なノートパソコンでありながらも、1台でいろいろな使い方ができる端末。それが Surface Pro 9 一番の魅力です。

今回レビューするにあたり、Surface Pro ユーザー歴6年目に突入した経験を踏まえ、実際の活用方法や Surface Pro 9 を使うメリット・デメリットについて詳しく伝えていきます。

また初めて Surface の購入を検討している方にもわかりやすいよう、使用感だけでなく機能紹介を含めたレビュー形式でお送ります。

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目次

Surface Pro 9 の特徴と使用感

Surface Pro 9 新色サファイアのボディー

Surface Pro 9 の本体カラーは、これまでのプラチナ、グラファイトに加えてサファイア、フォレストの4色から選べるようになりました。

そしてキーボードも6色のバリエーションが用意されています。本体とキーボード、それぞれ好きな色の組み合わせで構成できるのは Surface Pro 9 の大きな魅力です。

Microsoft
CPU第12世代 Intel Core i5、Intel Core i7
メモリ8GB、16GB、32GB
ストレージ128GB、256GB、512GB、1TB
Microsoft
CPU第12世代 Intel Core i5、Intel Core i7
メモリ8GB、16GB (Microsoftストアのみ販売)
ストレージ256GB、512GB (Microsoftストアのみ販売)
Microsoft
CPU第12世代 Intel Core i5、Intel Core i7
メモリ8GB、16GB (Microsoftストアのみ販売)
ストレージ256GB、512GB (Microsoftストアのみ販売)
Microsoft
CPU第12世代 Intel Core i5、Intel Core i7
メモリ8GB、16GB (Microsoftストアのみ販売)
ストレージ256GB、512GB (Microsoftストアのみ販売)

今回レビューで用いた端末は、本体・キーボードどちらもサファイアの Core i5 メモリ 8GB モデル (Microsoft からの貸与品) と、本体がグラファイト、キーボードがプラチナの Core i7 メモリ 16GB モデル (僕が購入したモデル) です。

本体 (キーボード)CPUメモリストレージ
サファイア (同色)Core i5-1235U8GB256GB
グラファイト (プラチナ)Core i7-1255U16GB256GB

Surface Pro 9 の特徴

Surface Pro 9 本体

  • 本体サイズは A4 用紙とほぼ一緒
  • 最新の第12世代 Intel CPU を搭載
  • 中身は【高性能】なパソコン
  • タブレットとしても使える
  • 13インチの画面はタッチ操作に対応
  • 画面の縦横比は3:2【使いやすい】
  • 専用のペン型デバイス「スリムペン」が使える
  • 旧型の Surface ペンも使える
  • ペンはキーボードに収納するだけで充電できる
  • キーボード・ペン型デバイスは別売り
  • Surface Pro 7 以前のキーボードは使えない
  • 本体カラー4色、キーボード6色から選べる
  • OS は Windows 11 Home
  • Office Home and Bussiness 2021 付属
  • 顔認証による生体認証が可能
  • USB-C は Thunderbold 4 に対応
  • リフレッシュレート 120Hz
  • SSD への物理的なアクセスが簡単になった
  • LTE モデルあり (ビジネス向けモデル)

高性能なパソコンとタブレットが1台に集約されたマシン。それが Surface Pro 9 です。

僕は Surface Pro 9 を、外出時に快適に作業するためのパソコンとして利用しています。デスクで作業する時は、メインのデスクトップ端末を使いながら Surface を手書きできるサブ機として常備しています。

アイデア出しや赤入れなど、ノートのように手軽に使える点が気に入ってます。

Surface Pro 9 で手書きする様子

仕事以外での調べ物をするきは、Surface をタブレットのように利用しています。スマホのように、何度もスクロールする煩わしさがありません。操作は指、またはペン型デバイスを使用。わざわざ本体を手で持たなくても、背面スタンドを好きな角度で立てられるのが非常に便利です。

僕が Surface Pro シリーズを丸5年も使い続けているのは、日常的に Surface Pro を使う生活に慣れてしまった影響が大きいかもしれません。

Surface Pro 9 の外観

ディスプレイ面は左右にスピーカーを配置。上部に各種カメラとマイク。赤外線カメラは顔認証に用いられます。

Surface Pro 9 外観【ディスプレイ面】

背面は各色マットな塗装で仕上げられています。手触りはサラサラした感じ。外側にもマイクとカメラがあります。

Surface Pro 9 外観【背面】

画面の上部左側に電源ボタンとボリュームが配置されています。Surface Pro 8 では側面に配置されていたボタンです。Surface Pro 7 時代の元の位置に戻りました。

Surface Pro 9 外観【上部】

左側面は Thunderbolt 4 に対応した USB-C ポートが2つ。この端子は USB-C 充電、外部ディスプレイ出力に対応しています。右側面には Surface コネクト、マグネット式の充電端子です。

Surface Pro 9 外観【側面】

3.5mm ヘッドホン端子は廃止されました。USB-A 端子もありません。

画面の下部分には、キーボード接続用の端子があります。この凹んだ溝の周りがマグネットになっていて、専用キーボードが磁力でくっつく仕様です。

Surface Pro 9 外観【下部】

Surface Pro 9 は薄くて持ち運びやすい

なぜ僕が長年 Surface Pro シリーズを使っているのか。その理由の1つが、携帯性に優れている点です。

本体の厚さは約 9mm、キーボードをつけても 1.5cm 未満。大きさは A4 用紙とほぼ一緒。書類を手にする感覚で、手軽にノートパソコンを持ち出せるのが気に入っています。

Surface Pro 9 とキーボードを付けた状態でも薄い

Surface Pro 9 サイズ 28.7cm × 20.9cm 重量879g

キーボードと専用のペンデバイスを合わせると、重量は約 1.18kg です。1台で何役もこなしてくれるおかげで、喫茶店のお供に Surface と充電器だけカバンに入れて出掛けることもあります。

メール返信や事務処理、プログラミングといったパソコン作業から、タブレットでネットサーフィン、ノート代わりにメモしたり、電子書籍を読んだり。1台あれば何でもできるのが、Surface Pro 9 最大の魅力です。

僕の Surface Pro 9 の使い方
  • パソコンとして使う
  • タブレットとして使う
  • ノートとして使う
  • 電子書籍リーダーとして使う

通常利用におけるバッテリー駆動時間は、公式発表で最長15.5時間。僕の使い方だと8~10時間くらい。半日程度の利用であれば、充電器は使いません。なお付属の 65W アダプターは急速充電に対応し、1時間で 80% 近く充電されます。

高性能な CPU を搭載したパソコン

Surface Pro 9 でタイピングする様子

CPU は最新の 第12世代 Intel Core i5 / Core i7 を搭載。この第12世代 Core i5 は、なんと前モデル Surface Pro 8 に搭載していた第11世代 Core i7 を超える性能を持っています。(後半にベンチマーク結果を掲載)

たった1世代で Core i5 が Core i7 を超えてしまう、第12世代 CPU の進化はすばらしいです。この恩恵を享受した Surface Pro 9 は、Core i5 でも高性能な端末に仕上がっています。

僕が普段使っている次のようなアプリも、第12世代 Core i5 環境であれば快適に動いてくれます。

  • Edge, Chrome (ブラウザ)
  • Microsoft Word
  • Microsoft Excel
  • Microsoft PowerPoint
  • Visual Studio Code
  • Adobe Lightroom (Classic)
  • Adobe Illustrator

実際に使ってみると、最新の Intel Core i5 がカバーするユーザー層は、初心者から熟練者まで幅広く網羅しているとわかります。

Adobe アプリの中でも CPU 処理負荷が高い Photoshop や Premiere Pro を使う場合は、より性能が高い Core i7 の利用をおすすめしたいです。

この第12世代の CPU を搭載していれば、4~5年は快適に使えると思います。また CPU 性能だけでなく、液晶の発色は良くキーボードもタイピングしやすいため、Surface Pro 9 は総合的に評価が高い端末です。

ちなみに僕が5年前に初めて購入した Surface Pro 5 は、妻がサブ機として現役で使っています。僕の用途では性能が足りない機種ですが、調べ物やドキュメント作成に使う程度なら全く問題ないようです。

ノート代わりに使える端末

僕は思考の整理をするとき、手書きで情報をまとめます。そんな時にも活用できるのが、Surface Pro 9 の良いところ。スタンドを立てて画面を斜めにすると、文字が書きやすくなります。

アプリによっては消しゴムツールを使わなくても、文字の上でグチャグチャっと書くと文字が消えてくれるのがとても便利。

Surface Pro 9 をノートとして使う

僕が主に使っているアプリは Microsoft ジャーナル です。

手に持っているのは、専用のペン型デバイス「スリムペン2」です。充電式でバッテリー駆動時間は最大15時間。(初代スリムペンは Surface Pro X と同時に発売されたモデルで、Surface Pro 8 からバージョン2になって登場)

Surface Slim Pen 2 のボタンと主な機能

平べったい形状でも、しっかり手に馴染みます。ペン先はプラスチック素材で、書き味は硬め。上質紙にボールペンで書いているような、コツコツしている感触。リフレッシュレートが 120Hz あるおかげで、ペン入力時の追従性はとても良いです。目視では気にならないほど、遅延は最小限に抑えられています。

また触覚フィードバックにより、自然な書き心地が得られます。

触覚フィードバックとは、スリムペン内部に搭載されたハプティックモーターにより、紙に書くときのペン先が引っ掛かる感覚を、細かい振動で再現する機能です。(フィードバックの強さは設定可能)

とは言え、完全に紙とペンの書き心地には至らず。慣れるまでは少し違和感があるかもしれません。ペン入力を快適にするためにペーパーライクフィルム (少しザラザラした液晶フィルム) を貼る方法もありますが、画面の見え方が悪くなるため僕は使っていません。

(そもそも Surface Pro には液晶保護フィルムを貼らずに利用しています)

ペン入力する一例を挙げると、画像やテキストを貼り付けて手書きで校正作業の赤入れをしています。印刷が必要な紙媒体で処理するより、Surface Pro 9 を使ったほうが圧倒的に速く処理できます。データだとすぐに送付できるのも利点です。

キーボード入力の代わりに、手書きによる変換機能も用意されています。走り書きしても、正確に変換してくれる優れた機能です。

Surface Pro 9 手書き入力による文字変換

ひらがな入力からの漢字変換にも対応しています。

もし声を出せる環境であれば、音声入力も可能です。入力する内容によっては、音声入力が圧倒的に便利です。例えば Google 検索では、右側のマイクアイコンから音声入力できる仕様です。ぜひ試してみてください。

専用のキーボードがなくても、Windows 11 には標準のスクリーンキーボードが用意されています。

Surface Pro 8 でスクリーンキーボードを使って文字入力する

ちなみに Surface Pro 9 では、旧型の Surface ペンも利用できます。

ペン先がゴムのような素材であるため、抵抗感のある書き味です。バッテリーは日本の規格にない単6電池 (AAAA) を利用。交換用バッテリーの入手性が悪く(Amazon で売ってる)、今から購入するなら新型のスリムペン2がおすすめ。

旧型の Surface ペンは僕も持っています。しかし充電できる利便性から、新型のスリムペン2付きキーボードを購入しました。このキーボードは、スリムペン2の充電器としても機能しています。

凹みの部分にただ置いてるように見えますが、マグネットでくっつく仕様です。カバンの中で勝手にペンが落ちるようなこともなく、左右どちらの向きでも充電できます。

スリムペン2がキーボードで充電される様子

なおキーボードを購入せず、ペンだけ購入する場合は別途充電器が必要です。

キーボードは6色、付属するスリムペン2は全て黒です。ペン入力を使わなければ、価格を抑えたペンなしモデルも用意されています。(スリムペン2は単体で購入可能)

重いグラフィック処理には性能不足

Surface Pro 9 は専用の GPU を搭載していないため、FPS ゲームのようなグラフィック処理性能が求められるアプリの利用には向いていません。ただゲームをするだけであれば、昨今はパソコン性能に依存しないクラウド環境でゲームが遊べるサービスもあります。

例えば Microsoft の Xbox Game Pass Ultimate は、Surface Pro 9 でも快適にプレイできます。Xbox 専用のゲームだけでなく、ドラゴンクエスト XI やモンスターハンターライズといった移植タイトルも、月額1,100円払うだけで好きなだけ遊べるゲームのサブスクサービスです。

クラウド上で処理されるため、実はパソコンだけでなくスマホでも動作します。スマホでドラクエ11ができるのは、この Xbox のサブスクリプションだけです。

また CG 作成においてもグラフィック処理性能は欠かせません。もしの上位機種である Surface Laptop Studio であれば、外部 GPU を搭載したパソコンでありながらも Surface Pro 9 と同じようにペン入力できるタブレットとしても使えます。

Surface Laptop Studio ステージモード

次のページで詳しくレビューをしています。参考まで。

画面比率は3:2を採用【見やすい】

Surface シリーズでは、すべての機種において画面比率3:2を採用しています。他のノートパソコンやテレビ、PC モニターで採用される 16:9 と比べると、縦の領域が 19% ほど広くなる計算です。

Surface Pro 9 の画面比率は3:2

画面の大きさは 13 インチ。一般的には小型ノートパソコンの部類に属します。ただ縦に表示される情報量が多い独特な画面比率のおかげで、他の 13 インチノート PC より画面が大きく感じます。

特にドキュメント作成やプログラミングのように、縦スクロールで行ったり来たりする作業においては、一画面で把握できるデータ量が増えて作業効率の改善にもつながります。

タブレットとして縦持ちで使う時も、縦に長すぎないバランスがちょうど良いです。(ジャイロセンサーを搭載しているため、縦に持ったら自動的に回転します)

Surface Pro 9 をタブレットとして縦持ちで使う

画面の解像度は次の通り。比較対象として、同じ Surface シリーズの中から画面サイズが近い Surface Laptop 5 13.5 インチモデルの例も載せておきます。

Surface Pro 9Surface Laptop 5
画面サイズ13インチ (267 PPI)13.5インチ (201 PPI)
解像度2880 × 1920 px2256 × 1504 px
(推奨) 表示倍率200%150%
実質解像度1440 × 960 px1504 × 1002 px

画面の解像度は Surface Pro 9 が上。しかし実質解像度では、Surface Laptop 5 の 13.5 インチモデルのほうがが大きくなります。理由はピクセル密度 (PPI : Pixel Per Inch) の違いによるもの。Surface Pro 9 はペン入力で繊細な表現ができるように、画素の小さい液晶が採用されています。

もし画面比率が 16:9 だったら、実質解像度は 1440 × 810 px です。この縦 150px の違いから生まれる利便性は、ぜひ Surface Pro 9 を使って体験して欲しいです。

Windows の設定で Surface Pro 9 の表示倍率を 150% にすると、実質解像度は 1920 × 1280px です。フルハイビジョンよりも情報量が多くなりますが、字が小さくなりすぎて実用的な倍率ではありません。初期値の 200% が最も見やすい倍率です。

自由な角度で固定できるスタンド

Surface Pro 9 は、背面にあるスタンドを開いて本体を立てる構造になっています。角度は自由自在に調整できて、好みの位置で固定できます。

Surface Pro 9 のスタンドを立てた状態 背面から

ヒンジは程よい硬さがあり、どの位置でもしっかり固定してくれます。パソコンとして使うときは浅めに、ペンで文字入力するときは深めに、用途に応じて調整するのがコツです。

スタンドを最大 (165°) まで開いた状態がこちら。

Surface Pro 9 を最大傾斜角までスタンドを開いた状態

ポイント

スリムペン2で文字を書くときは、スタンドを閉じた状態より最大限までスタンドを開いて使うのがおすすめです。前のめりにならず、自然な姿勢で文字が書けます。

スタンドのヒンジ部分の構造は、かなり丈夫な造りをしています。経年により甘くなる(緩くなる)こともありません。わが家で5年間使っている Surface Pro 5 (今も現役) が、それを示してくれました。

毎日何度もスタンドを開いたり閉じたり繰り返すので、剛性が高いのは安心です。

Surface Pro 9 スタンドのヒンジ部分は剛性が高い

顔認証が便利!マスクありの顔は登録不可

Surface Pro 9 の生体認証 (Windows Hello) には、顔認証が利用できます。ディスプレイ上部に通常のインカメラとは別に、顔認証専用の赤外線カメラを搭載しています。

Surface Pro 9 ディスプレイ上部のインカメラ、赤外線カメラ、マイク

認証速度も速く、精度も高いです。赤外線カメラなので、暗い部屋でもきちんと顔認証してくれるのがポイント。一度利用すると手放せなくなる機能です。

セキュリティーの観点から、マスクを付けた状態での顔が登録できなくなってしまいました。どうやら同様のマスクを付けた他の人が、ロックを解除できてしまう問題があるようです。

顔認証を使えない環境でも、PIN コードで簡単にログインできます。Windows では、アカウントに紐づいたパスワードで認証するより、PIN コード認証のほうが安全なものとして扱っています。

オンライン会議の利用にも適している

画面上のインカメラ(フロントカメラ)は、1080p のフルハイビジョンに対応。画質はとても綺麗です。自動的に顔を検知して、オートフォーカスしてくれます。顔を動かすと水色の枠も追尾して、フォーカスが最適化されます。

フロントカメラは顔認証してオートフォーカスする

フルハイビジョンで撮影すると、かなり鮮明な映像になります。

通常のオンライン会議では、ネットワークが重くならないように最大 720p の画質で利用される場合が多いですが、設定により 1080p にすることも可能です。高画質の配信が求められるような環境でも順応できるのは、Surface Pro 9 のメリットです。

同じ時期に発売された Surface Laptop 5 は解像度が 720p なので、画質は Surface Pro 9 に軍配が上がります。

マイクは画面の上部、左右に2つ配置。このデュアルマイクシステムにより、音声もより明瞭に記録できるようになりました。カメラ映像は綺麗で、マイク性能も良い。ビデオ会議で利用するには最適な環境になっています。

スピーカーはディスプレイの左右上部にそれぞれ配置。出力は 2W しかありませんが、音質はクリアで輪郭がはっきりとしています。

唯一残念な点は Surface Pro 8 まで存在した、3.5mm ヘッドホン端子が廃止されたこと。僕は普段SONY WF-1000XM4 のワイヤレスイヤホンを使っていて、バッテリーが切れると一時的に有線イヤホンを使う運用にしています。

3.5mm 端子がなくても、Surface Pro 9 で有線イヤホンを使いたい!

この問題を解決するために用意したものが、USB-C を 3.5mm ヘッドホン端子に変換するアダプターです。僕が使っているのは4極対応で、マイク付きイヤホンにも使える製品です。

Surface Pro 9 で有線イヤホンを使えるようにするアイテム

パソコンから音が出ても構わない環境であれば、内蔵マイクとスピーカーだけで問題なくオンライン会議に参加できます。

独自の充電アダプターはマグネット式

Surface シリーズは、全ての機種において独自の充電端子である Surface コネクタを搭載しています。この端子は細長い溝のような形状をしていて、ケーブルが磁力でくっつく構造になっています。

マグネット式の Surface 専用充電コネクタ

強い力が加わると磁力が負けてケーブルが外れるため、僕自身何度か Surface の落下を免れたことがあります。本体はアルミニウムの金属ボディーでも、落下耐性があるわけではありません。独自規格ではあるものの、僕は評価しているポイントです。

アダプターは手のひらサイズの 65W 出力。1時間で 80% 近く充電できる高速充電に対抗。アダプターにメガネケーブルを接続する仕様です。

Surface Pro 9 付属 65W 充電用アダプター

Surface Pro 9 付属 65W 充電用アダプターのメガネケーブル接続口

急速充電は専用アダプターに限らず、このあと紹介する USB-C 接続による充電でも行えます。

付属するアダプターの特徴として、充電用の USB-A 端子が備わっています。ハブではないので、USB 機器を接続してもパソコンには認識されません。出力は 5W と弱く、スマホの充電など用途は限られます。急速充電は非対応です。

Surface Pro 9 付属 65W 充電用アダプターに付属する USB-A の充電端子

アダプターとメガネケーブルを合わせると、重量は約 250g です。Surface の本体(キーボード含む)と合わせると 1.4kg ほどの重さになります。

USB-C から充電できる【PD対応】

左側面に配置される USB-C 端子は、Thunderbolt 4 に対応しています。その機能の1つである USB PD (Power Delivery) により、USB-C 端子からの充電が行なえます。

Surface Pro 9 外観【側面】

必要なのは USB PD 対応のアダプターと、USB-C to C のケーブルです。

昨今は窒化ガリウム GaN を使ったアダプターが主流になり、高出力でも小型かつ軽量なのが特徴です。僕は外出用に、65W PD 対応の USB-C 充電器を持ち歩いています。(Surface 専用の充電器は仕事場用に置いて利用)

Surface Pro 9 と一緒に持ち歩いてる CIO のアダプター

アダプターとケーブルで重量は 130g です。荷物の量が減るのはもちろん、専用のアダプターより 120g も軽くなります。

しかも僕が使っている CIO の充電器は 65W の出力を持ちながらも、USB-C 3ポート、USB-A 1ポートを搭載。複数台同時に充電できるため、旅行用の充電器もこれ1台あれば済むおすすめのアイテムです。

おすすめ
CIO
カラーホワイト / ブラック
重さ約 100g

なお USB-C アダプターを利用する上で、注意事項が1つあります。

USB-C 充電するには、アダプター出力 45W 以上が必要です。ただし 45W だと、充電できても出力不足の警告が出る場合があります。利用するなら 65W 以上出力できる製品を推奨します。

USB-C から外部モニター出力できる【オルタネイトモード】

Thunderbolt 4 端子の特徴をもう1つ。USB-C 接続による、外部ディスプレイへの出力に対応しています。出力できるディスプレイは最大で2つ。

こちらは小型のモバイルモニターに接続した様子です。

Surface Pro 9 に USB-C でモバイルモニターに出力

Surface Pro 9 とモバイルモニター (15.6 インチ FHD) は、サイズ感がちょうど良く相性抜群です。簡単に作業領域を拡張できて狭いデスクにも配置できる、使わないときは畳んで片付けられる、とても機動力が高いです。

モニターに接続するケーブルは、Surface Pro 9 と接続する USB-C ケーブルのみ。Surface Pro 9 のバッテリーで動きます。(ディスプレイに給電しながらも利用できます)

モバイルモニターの重量は 1kg 程度と軽く、長期出張やワーケーションのお供に、この組み合わせがかなり役立っています。(僕は荷物が 1kg 増える負担より、作業領域が倍になるほうを重んじる人です)

一方で、電源をつないだ外部モニターに接続する場合は、先程のケースとは逆に Surface Pro 9 側に電源供給されます。つないだ USB-C ケーブルが、映像出力の機能だけでなく、Surface Pro 9 へ給電する機能も担ってくれます。

Surface Pro 9 にディスプレイをつないだ様子 給電される

僕の使っている DELL のモニターには、他に USB-A 端子がついているため、モニターがハブの役割を兼用して、接続した外部マイクなども使えるようになります。Surface からケーブル1本つなつだけで、様々な機器が一気に使えるのは本当に便利です。

もっと Surface Pro 9 を便利に使いたいなら、様々な機能を1つにまとめたドッキングステーションやメディアハブの利用をおすすめします。デスクに固定して使う機器もありますが、僕が推奨するのは携帯性に優れた Anker の 8 in 1 シリーズのハブです。

LAN 有線接続、SD カードの読み込み、HDMI 出力、USB-A ポートなど拡張されます。PowerExpand は、PD 充電用とデータ転送用の USB-C 端子が2ポートあります。

Anker
USB-C 充電用、データ転送用 (映像出力不可)
USB-A USB 3.2 Gen 2 対応 (充電非対応)
HDMI 4K (60Hz) 出力対応
重量 109g

次の Anker 655 は USB-C 端子が1つで、代わりに 3.5mm ヘッドホン端子がついています。Surface Pro 9 は USB-C 端子が2つあるので、ハブに USB-C のデータ転送端子がなくても困ることはありません。

Anker
USB-C 充電用 (映像出力不可)
USB-A USB 3.2 Gen 2 対応 (充電非対応)
HDMI 4K (60Hz) 出力対応
SD UHS-II 対応 312MB/s
重量 160g
Anker
USB-C 充電用、データ転送用 (映像出力不可)
USB-A USB 3.2 Gen 2 対応 (充電非対応)
HDMI 4K (60Hz) 出力対応
SD UHS-II 対応 312MB/s
重量 160g

実際にハブを使ってみた様子がこちら。タコ足配線みたいになりますが、パソコンの機能を一気に拡張できる点で優れています。

Anker 655 8 in 1 ハブに各種機器を接続した様子

Surface Pro 9 から Anker 655 ハブ経由で各種機器を接続した様子

ここまでの拡張機能は不要だけど、HDMI 出力だけを行いたいなら、USB-C to HDMI の変換ケーブルをご利用ください。ただし HDMI 接続時は、ディスプレイから電源供給されません。

キーボードの構造と簡単なレビュー

前提として、これまでのタイプカバー (Surface Pro 7 まで使えていたキーボード) とは、互換性がなくなりました。基本的な機能は変わらず、ペン型デバイスが充電できる機能が追加されています。

Surface Pro シリーズのキーボードは、表面に繊維質の素材 (Alcantara) が用いられた独特な外見をしています。僕が初めて Surface を購入する時に抱いていた次のような疑問。多くの人も同じことを考えているのではないでしょうか。

  • この薄いキーボードはタイピングしづらいのではないか
  • 布みたいな Alcantara 素材は汚れるのではないか

前者は実際にタイピングしてみればわかります。お店で触ってみるもよし。Microsoft の公式サイトで購入すれば、開封しても返品できる(詳しくは後ほど)から、そのサービスを使って購入してみるのも1つの方法です。

後者は「汚れる場合もある」と答えるのが正しいですね。

キーボードは、平らな状態から角度をつけられる構造 (磁力でくっつく仕組み) をしています。デスクトップ用のキーボードくらい傾斜がつくので、想像以上にタイピングしやすいと思います。

Surface Pro 9 キーボードを開いて真っ平らにした状態

スリムペン2はこの角度をつける部分に隠れています。

Surface Pro 9 キーボードの角度をつけた状態

キーボードが折れ曲がって、画面と磁力でくっつきます。

空間ができる影響から、強く打鍵するとわずかにしなります。気になるほどではありません。キーボードが薄いとはいえ、キーストローク (深さ) はしっかりしています。タイピングのレスポンスも悪くありません。僕は普通に長時間プログラミング作業をしています。

タッチパッドは手前側が押し込める構造です。左下を押せば左クリック、右下を押せば左クリック。押し込まずにタッチするだけで、アプリ起動・ファイル選択・画面遷移が行なえます。ファイルをドラッグする場合は押し込む必要があります。

タッチパッドの反応は良好です。ただ唯一微妙なのが、コツコツ鳴るクリック音です。これが結構響くので、僕はあまり好きではありません。新型のキーボードになって改善されるのを期待していた部分だったので、全く進化なく残念に思っています。

Surface Pro 9 キーボード【サファイア】全体像

そもそもノートパソコンのタッチパッドでは圧倒的な快適さを得られないので、マウスを用意しておくと便利です。

↓僕が愛用しているのはこれ。Surface と一緒に持ち歩いても邪魔にならない薄型マウスです。

Surface モバイルマウス グレイシア

Microsoft
カラーグレイシア(白)、サファイア、フォレスト、ブラック、他

そして特有の Alcantara 素材について。経験から言えることは次の2つです。

  • 汚れが目立つ前にクリーニングすれば綺麗な状態を維持できる
  • 清掃せずに使い続けると、皮脂で黒ずんでいく

Alcantara 素材はそもそも汚れにくく、耐久性に優れている合成繊維です。ランボルギーニやマクラーレンなどの、高級車の内装にも用いられているような素材です。ただ定期的に手入れをしないと、汚れて高級感が失われてしまいます。

Surface の Alcantara 素材はどのように汚れるのか、皮脂で黒くなった様子は調べればたくさん例が出てきます。そして、それらケースの大半は定期的に清掃を行っていないことが原因です。汚れに汚れを積み重ねて、黒ずみが濃くなっているような感じ。

毎日使っているなら1ヶ月ごと、もしくは2ヶ月ごとの頻度でお手入れをすると、きれいな状態を保てます。僕はサブ機として使っていたので、そこまでキーボードの使用頻度は高くないものの、丸5年使ってもここまではキープできます。

5年使った Alcantara のキーボードと、最新のキーボードを比較

(左が5年経ったコバルトブルーのキーボード、右が最新のサファイアのキーボード)

せっかく長く使えるパソコンですから、きちんと手入れをして大切に使ってください。なおマイクロソフトの公式サイトに、Alcantara のお手入れ方法が記載されています。参考まで。

このキーボードについては、別途レビューも行っています。もっと踏み込んだ情報を知りたい方は、ぜひこちらを参考にしてください。

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Office 2021 ライセンスが付属

Office 2021 Home and Business

Surface Pro 9 には最初から Office Home and Business 2021 のライセンスが付属しています。別途 Microsoft 365 を契約する必要はありません。また Office なしのパソコンは選べません。

利用できるのは Word、Excel、PowerPint、Outlook です。注意点は、一般販売している2台までインストール可能なライセンスと異なり、1台のパソコンでしか使えない制約があります。

ライセンスキーが記載されたカードは付属しておらず、パソコンからオンラインで認証して利用できるようになります。

僕は Excel とパワポがないと仕事にならないため、利用するパソコンには全て Office を導入しています。Office ライセンスが付属するパソコンを探してみると、Surface シリーズはかなりコスパの高い部類に入ると思います。

SSD の交換がスムーズにできるかも?!

本体のスタンドの裏側を開くと、右下に蓋のようなものが付いています。それを外すと、SSD に簡単にアクセスできます。

Surface Pro 9 のスタンド裏側に隠れている SSD

蓋はマグネット式で、凹んでるポッチを押し込むだけで取り外せます。しかし SSD は特殊な星型ネジで止められていて、専用の星型ドライバーが必要です。仮に SSD を取り外せたとしても、純正の SSD が発売されていないので、素人が簡単には交換できないようになっています。(外せてもデータ移行の知識が必要)

現状ではアメリカのみを対象に、修理用のスペアパーツが2023年上半期中に提供が開始される見込みです。もし日本国内にもパーツが流通すれば、SSD の交換も簡単にできるのではないかと考えています。(可能であれば僕の Surface Pro 9 を 1TB にしたい)

Amazon などでも、同じコネクタ形状の M.2 2230 SSD は入手できます。しかし基盤むき出しの製品です。純正は外側にヒートシンク (冷やすパーツ) が付いているため、交換しても同じパフォーマンスが出ないような気がします。

実は Surface Pro 9 が、簡単に修理できる構造に改良されていると判明し、米国の iFixit からリペアビリティ (修理のしやすさ) が 7/10 と高い評価を受けています。

このあたりの話は、2023年になってから詳しい情報がわかってくると思います。

ビジネス向けの 5G / LTE 対応モデルがある

Surface Pro 9 のラインナップには、Arm 版の Micorosoft SQ3 のプロセッサが搭載したモデルも用意されています。Intel 版との違いを挙げると次の通りです。

  • プロセッサの消費電力が低くバッテリー持ちが良い
  • SIM スロットを搭載し 5G 通信に対応
  • 省エネで発熱しずらくファンレスで静か
  • カメラの映像や音声をタイムリーに AI 処理してくれる
  • Windows アプリで使えないものもある

表向きはビジネスに最適化された端末として扱われていますが、全てのビジネスパーソンに適したマシンではありません。特殊な Arm 版プロセッサー搭載により、限られたユーザー向けの端末になっています。

5G 版 Surface Pro 9 は癖の強い特殊な端末です。同じ Windows なのに使えないアプリがあるなど、完全に上級者向け。まだ Arm 版 Windows は発展途上の段階です。

普通にパソコンを選ぶなら、Intel 版を選んでください。

SIM や eSIM を載せて使いたいような特別な用法でない限りは、あまりおすすめできないモデルです。こちらも別途レビューしていますので、気になる方は参考にしてください。

Surface Pro 9 のベンチマークをチェック

CINEBENCH R23

CPU のベンチマークを測定します。Surface Pro 9 の性能というよりも、第12世代 Core i5 / Core i7 の性能を数値的に表したものです。ポイント (pts) が高いほうが、性能が高いと判断できます。

ベンチマークスコアは、測定のたびにズレが生じます。常にこの値になるわけではないので、他のサイトの測定値と変わる点はご了承ください。

Surface Pro 9 Cinebench R23 Intel Core i5-1235U スコア
Surface Pro 9 Cinebench R23 Intel Core i7-1255U スコア

CPU (第12世代)Core i5-1235UCore i7-1255U
マルチコア7,966 pts8,442 pts
シングルコア1,590 pts1,620 pts

この数値は正直驚きました。Surface に搭載される CPU は省エネタイプなのですが、このスコアは尋常じゃないですね。

僕がメインで使っているデスクトップ端末の CPU 、第8世代 Core i7-8700K と Core i7-1255U のスコアがほぼ同じ。消費電力 (TDP) は i7-8700K が 95W に対して、i7-1255U はたったの 15W です。省エネなのにハイパワー。もう Surface Pro 9 をメイン機に昇格してもいいレベルです。

また Core i5-1235U のスコアも素晴らしいですね。数値だけ見たら Core i7 のベンチマークかと思わせるほど、優秀な成績です。参考までに前モデル Surface Pro 8 の Core i7 のベンチマークは次の通り。

Surface Pro 8 CPU第11世代 Core i7-1185G7
マルチコア5,459 pts
シングルコア1,479 pts

たった1年でここまでスコアが伸びるとは。CPU の進化するスピードは著しいです。もう Core i7 を選ばなくても、Core i5 で十分ハイスペックなパソコンと評価できるレベルに成長しています。

ベンチマーク測定時は CPU 使用率 100% になるため、CPU ファンはフル回転します。このときサーっと音はしますが、騒音のようなうるささはありません。通常利用時のファンの音はとても静かです。

CrystalDiskMark 8.0.4

続いてストレージのデータ転送速度です。昨今のノートパソコンは、高速な NVMe SSD を搭載しています。SATA SSD より高速であるものの、ここまで速くなると体感的に違いを判断できないレベルになりつつあります。

こちらのスコアは参考程度に捉えてください。

Surface Pro 9 CrystalDiskMark 8.0.4 ベンチマーク

Surface Pro 9 のメリット・デメリット

Surface Pro 9 を使うメリット

  • 軽くて薄くて持ち運びやすい
  • Intel 第12世代 CPU 搭載で処理性能が高い
  • ペン入力対応のタブレットとしても活用できる
  • Office 2021 のライセンス付属
  • SSD へのアクセス(交換)が簡単になった

Surface Pro 9 は日常的に携帯できるパソコンとして、とても扱いやすいです。本体が薄いおかげで、カバンへ収納だけでなく、使わないときはサイドチェストや棚などへの収まりも良いです。

性能に関しては、大きく進化した Intel 第12世代 Core i5 / i7 搭載により、パソコンとしてもタブレットとしても快適に動作する1台に仕上がっています。メインの用途はパソコン、補助的にタブレット。これが Surface Pro 9 の最も適した活用方法です。

Office は Word や Excel だけでなく PowerPoint も使えるライセンスのため、ビジネス用途でも学生の利用でも、買ってすぐに現場投入できるのは嬉しいです。

SSD の交換については、データ移行も含めある程度の知識が必要です。現状、利用出来る SSD はあまり入手性が良くないため、初心者には難しいかもしれません。

Surface Pro 9 のデメリット

  • 旧型のキーボードが使えない
  • 周辺機器の価格が高い
  • USB-C 端子しかない
  • 奥行きの狭い場所では使いづらい

僕のように、過去モデル (Surface Pro 7 以前) の機種を使っていたユーザーは、Surface Pro 9 に買い替えるにあたり、既存のタイプカバーからキーボードを買い換えなくてはいけません。しかも値段もそこそこ高いです。

公式サイトでの 20%OFF になるキャンペーンを利用するというのも1つの方法ですが、本体だけはサポートが充実している公式サイトで購入して、キーボードは Amazon や楽天などで安く買う方法も選択肢の1つです。(セール時に公式より安く買えることがある)

【必読】公式ストア限定キャンペーン

Microsoft 公式ストアでは、現在 Surface Pro 9 とキーボードの同時購入で アクセサリー品(キーボード含む)や延長保証の加入がすべて 20% OFF になるキャンペーンを実施しています。

3.5mm ヘッドホン端子がなく、USB-A 端子もない。この件は前述の通り、アダプターで解決するのが最適解です。あまりにもアダプター運用が不便であれば、他の端末を検討したほうが良いかもしれません。

設置場所に関する話は、Surface Pro 9 をがスタンド式になっている独特な形状ゆえのデメリットで、設置には奥行きが必要になります。新幹線のテーブルは問題ありません。飛行機のテーブルだとギリギリです。また椅子に備え付けのサイドテーブルに置いて使う場合も少し窮屈です。

Surface Pro 9 を飛行機で使う

奥行きのない場所に置かれた Surface Pro

逆にキーボードを取ってタブレットとして使えば、パソコンが置けないような狭い場所でも快適に使えるようになります。適材適所、使い方を変えることで、Surface Pro 9 がもっと便利に活用できると思います。

Surface Pro 9 おすすめ構成とスペックの選び方

選べる構成

Surface Pro 9 で選べる構成は、本体カラーとCPU・メモリ・ストレージの組み合わせです。

CPUメモリストレージカラー
Core i5-1235U8GB128GB プラチナ
256GB プラチナ
グラファイト
サファイア
フォレスト
16GB プラチナ
グラファイト (*)
サファイア (*)
フォレスト (*)
Core i7-1255U16GB256GB プラチナ
グラファイト
サファイア
フォレスト
512GB プラチナ
グラファイト (*)
サファイア (*)
フォレスト (*)
32GB1TB プラチナ
Microsoft SQ38GB256GB プラチナ

この (*) がついた構成は、Microsoft 公式ストア限定販売で販売しているものです。家電量販店など、一般の店舗では流通していない構成です。

Microsoft SQ3 はビジネス向けに作られた Arm アーキテクチャモデル。Intel 版 CPU と根本的に異なるため、現状はまだ一般的な用途には不向きです。ここでは簡単に触れる程度に留めておきます。

おすすめの構成

既に自分の目的に合わせた構成イメージがあれば、そちらを優先してください。ここでは構成選びに迷った人に向けて、いくつかのパターンを提案させていただきます。

CPUメモリストレージ
価格重視Core i5-1235U8GB256GB
おすすめCore i5-1235U16GB256GB
性能重視Core i7-1255U16GB512GB

ポイントは第12世代 Intel Core i5 の CPU が優秀であること。前世代の Core i7 に勝る性能を持つ CPU で、コストパフォーマンスが素晴らしいです。

ストレージ容量は、自身の経験則で選ぶのが望ましいです。もしパソコン初心者で容量を減らす方法など詳しくなければ、128GB は避けてください。最低でも 256GB は欲しいところ。場合によっては、ポータブル SSD をつないで容量を増やす方法もあります。

ストレージは簡単に交換できる仕組みが用意されているため、交換およびデータ移行できる知識があれば、敢えて少ない容量を選ぶのもありです。

メモリは予算の都合がつくなら 16GB をおすすめしたいです。

僕の場合いくつものアプリを並行して利用することが多く、ブラウザも複数タブを開くのが当たり前のような使い方をしています。8GB しかないと、あっという間にメモリ使用量は 90% を超えます。(ブラウザ、Adobe 系のソフト、ペン入力できるアプリはメモリの使用量が多くなる印象)

Surface Pro 9 でメモリ8GBだと足りない可能性

たくさんのアプリを同時に動かしていると、せっかく性能が向上した CPU を載せても、メモリがボトルネックになって動作が重くなります。理想は 16GB です。Core i5 を選ぶ場合も、公式ストアで購入すればプラチナ以外のカラーが選択できます。

最後に CPU ですが、まず第12世代 Core i5 の時点で性能は高いです。だから無理して Core i7 を選ばなくても大丈夫です。簡単に説明すると、パワーを使わないときは Core i5 も Core i7 も性能はほぼ同じ。フルパワーを出した時に、Core i7 のほうが高い性能を発揮します。

例えば動画エンコード(編集した動画を書き出す処理)のように CPU のパワーが必要な処理を行うなら、Core i7 のほうがストレスが少なく作業できます。

僕は Surface Pro 9 をサブ機のような位置付けで使う想定ではあるものの、Adobe 系のソフトを使う関係上、Core i7 のメモリ 16GB を搭載したモデルを選択しています。

構成を選ぶ上で、優先順位をつけるからこの順番です。

  1. ストレージを 256GB 以上にする
  2. メモリを 16GB にする(予算次第)
  3. CPU を Core i7 にする(予算次第)

この考え方は Surface 以外の端末を選ぶ場合でも参考になると思います。

もし Surface Pro 9 で使いたいアプリがあって、思い通りに動くか不安を抱いているなら、公式の Microsoft ストアで「とりあえず買ってみる」手段もあります。何を言ってるのかわからないと思いますが、このまま続きを読んで下さい。

Microsoft 公式ストアで購入した製品は、60日間返品無料に対応しています。しかも開封済みでも返品 OK です。つまり実際に Surface Pro 9 を使ってみて、イメージと違うと思ったら、返品できてしまうサービスです。

Surface に興味あるけど自分の用途に合わなかたらどうしよう、なんて心配する必要ありません。マイクロソフト公式ストアから購入すれば、その不安を解消できます。

Microsoft
CPU第12世代 Intel Core i5、Intel Core i7
メモリ8GB、16GB、32GB
ストレージ128GB、256GB、512GB、1TB
Microsoft
CPU第12世代 Intel Core i5、Intel Core i7
メモリ8GB、16GB (Microsoftストアのみ販売)
ストレージ256GB、512GB (Microsoftストアのみ販売)
Microsoft
CPU第12世代 Intel Core i5、Intel Core i7
メモリ8GB、16GB (Microsoftストアのみ販売)
ストレージ256GB、512GB (Microsoftストアのみ販売)
Microsoft
CPU第12世代 Intel Core i5、Intel Core i7
メモリ8GB、16GB (Microsoftストアのみ販売)
ストレージ256GB、512GB (Microsoftストアのみ販売)

マイクロソフトストアでの購入をおすすめする理由

パソコンの初心者や、初めてネットショップでパソコンを購入する人は必見です。Surface Pro 9 を公式のストアから購入するメリットは次の5つです。

  • 全国送料無料。購入額の条件なし
  • 60日間返品無料(開封してても OK)
  • 60日間の最低価格保証あり
  • 90日間の無償テクニカルサポート
  • 学生割引がある

返品に関しては前述の通り。開封して実際に使ってみて、なにか違うと思ったら返品できるサービスです。少しでも不安材料があるなら、サポートが手厚い公式ストアをおすすめします。

ほかにも購入後60日以内に価格が変動したら、差額の払い戻しに対応。そして初心者に嬉しい、電話でのテクニカルサポート (設定など困ったときの対応) は無償対応の期間が90日間も提供されます。

詳細は下記ページをご覧ください。

学割の対象者は、幼稚園から高等教育機関 (大学生、院生、高専、専門学校を含む) までの学生、教職員。そして利用資格を満たせば、学生の親も対象です。こちらもページのリンクを貼っておきます。

まとめ

最新の Intel 第12世代 CPU を搭載し、高性能なパソコンであることはもちろん、ペン型デバイスが使えるタブレットとしても活用してくれる。それが Surface Pro 9 です。

今の時代はタッチ操作するインターフェースに慣れている人が多いため、スマホの延長にあるような端末でパソコンとしても機能する Surface Pro 9 は、多くの利用者にとって使いやすい端末になると思います。

初めてパソコンを購入する初心者から、僕のようにセカンド機として利用する上級者まで、幅広いユーザー層におすすめしたい端末です。価格帯はやや高めではありますが、僕自身5年間使い続けてきて、価格相応に機能は充実していると実感しています。

今回のレビューでは、初めて Surface Pro シリーズを購入するユーザーにとってもわかりやすいように解説させていただきました。ぜひ購入の判断材料として参考にしていただければ幸いです。

【必読】公式ストア限定キャンペーン

Microsoft 公式ストアでは、現在 Surface Pro 9 とキーボードの同時購入で アクセサリー品(キーボード含む)や延長保証の加入がすべて 20% OFF になるキャンペーンを実施しています。

なお Core i5 / 256GB モデル、Core i7 / 512GB モデルの一部カラーは、公式サイトでしか購入できない限定品です。該当モデルをお求めの場合は、Microsoft ストアをご利用ください。

Microsoft
CPU第12世代 Intel Core i5、Intel Core i7
メモリ8GB、16GB、32GB
ストレージ128GB、256GB、512GB、1TB
Microsoft
CPU第12世代 Intel Core i5、Intel Core i7
メモリ8GB、16GB (Microsoftストアのみ販売)
ストレージ256GB、512GB (Microsoftストアのみ販売)
Microsoft
CPU第12世代 Intel Core i5、Intel Core i7
メモリ8GB、16GB (Microsoftストアのみ販売)
ストレージ256GB、512GB (Microsoftストアのみ販売)
Microsoft
CPU第12世代 Intel Core i5、Intel Core i7
メモリ8GB、16GB (Microsoftストアのみ販売)
ストレージ256GB、512GB (Microsoftストアのみ販売)

【おまけ】僕が使っている周辺機器を紹介

最後に僕が Surface Pro 9 用に使っているアクセサリー類を一気に紹介します。ここではリンクのみ掲載します。詳しく知りたい方は、アクセサリー・周辺機器の紹介記事を載せておくので、そちらをご覧ください。

Anker
カラー グリーン、ネイビー、ブラウン、ブラック、ライトグレー
Anker
サイズ 470mm × 470mm
カラー ブラック、ブルー、レッド、迷彩 (各種)
Microsoft
カラーグレイシア(白)、サファイア、フォレスト、ブラック、他
Anker
配列 日本語、英語
カラー 白、墨、雪
キートップ 刻印、無刻印
CIO
カラーホワイト / ブラック
重さ約 100g
MOTTERU USBケーブル
長さ 1.0m、2.0m
カラー スモーキーブラック、パウダーブルー、ピスタチオ、ペールアイリス、ラテグレージュ
Anker
USB-C 充電用 (映像出力不可)
USB-A USB 3.2 Gen 2 対応 (充電非対応)
HDMI 4K (60Hz) 出力対応
SD UHS-II 対応 312MB/s
重量 160g
Anker
USB-C 充電用、データ転送用 (映像出力不可)
USB-A USB 3.2 Gen 2 対応 (充電非対応)
HDMI 4K (60Hz) 出力対応
SD UHS-II 対応 312MB/s
重量 160g

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NJ

元システムエンジニア。個人事業主として独立して Web サイト運営、ポップデザインや動画制作など、パソコンでモノづくりしています。

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